アロマンティックとは何?生き辛さを感じてる人がしたいこと♡
アロマンティックとは数十年前から世の中に浸透し始めた概念です。あなたは良くご存知かもしれませんね。あるいは最近、初めて耳にしたばかりかも!そこでこの記事はアロマンティックとは何かの他、このロマンティックに該当するために生きづらさを感じている人への対処法などもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね♡
アロマンティックとは?
デミロマンティックと同じく恋愛傾向!
1990年代に始まったLGBT運動をきっかけに、世の中に普及し始めたワードの一つ、それが「アロマンティック」です。
アロマンティックはデミロマンティックやフレイロマンティックと同じく一つの概念とも、恋愛傾向とも呼べるもの。
この恋愛傾向を持つ人は、「他者に恋愛感情を抱かない傾向」を持っています。
なお、この「他者」には異性と同性の両方が含まれていて、アロマンティックの人は相手が男性であれ、女性であれ恋に落ちることは滅多にありません。
一方、異性愛者は一生のうちに何度も恋に落ちる人が多く、世の中の男女の大半は、この異性愛者です。
このためアロマンティックも、デミロマンティックやフレイロマンティックに該当する人と同じく「性的マイノリティ」、大多数の人は持たない恋愛傾向を持った人たちの一部、とされています。
アロマンティックの人の特徴
アロマンティックの度合いにも個人差アリ!
アロマンティックとは、あくまで恋愛の「傾向」です。
アロマンティックの人とは、他者に恋愛感情を抱かない「傾向」を持っているだけで、人を愛すこともあれば、動物や物に好感を持つこともあります。
家族や友人をとても大切に思い、大事にする男女もいます。
もちろん、誰にも、何物にも好意を持たないし、愛しもしない人もいます。
アロマンティックに該当する男女のなかにも様々な人がいて、どれくらいアロマンティックと言えるのかは本人によります。
アロマンティックの度合いにも「個人差」があるのです。
ただ多くのアロマンティックの男女は異性愛者や同性愛者の恋を描いた作品を読んでも、自分とは恋愛傾向が異なる人に恋バナを聞かされても、イマイチ共感できないようです。
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性的マイノリティの人生は辛い
マイノリティの人生とは悩みが多き物!
あなたがアロマンティックにあてはまる人なら?
「私も今、世に出てる恋愛作品のほとんどに共感できない。それに友達の恋バナも苦手。ピンとこない」と思ったかもしれませんね。
そう感じているのは、あなただけではありません。多くのアロマンティックの人が、そう感じているし、そう感じられるからこそ生き辛さを感じています。
海外でもそうですが、日本でもまだ性的マイノリティに対する理解はそれほど深まっていませんし、共感し、共存しようとする男女もあまりいません。
「性的マイノリティ」を「特殊な存在」「自分とは違う人達」なんて考え、露骨に距離を置く人も・・・・
このため周囲の人に自分の恋愛傾向を明かせず、生き辛さや心のモヤモヤを感じながら生きている性的マイノリティは少なくありません。
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アロマンティックの男女はたくましい
交際を楽しんでいる人もいるもよう♡
アロマンティックの人は少数派とはいえ、決して「世界中に数人しかいない」というわけではありません。
日本だけでも数千人、数万人いると考えられています。
恋愛傾向の分野では「少数派」に分類されているとはいえ、たくさんいますし、先にお伝えしたとおり、彼らの誰もが「誰も愛さないし、愛せない」わけではありません。
家族を心から愛している人もいれば、誰かと愛を育み、交際を楽しんでいる男女もいます。結婚して家庭を築いている人も!
同性愛者のなかにも異性と結婚して子供をもうけ、穏やかな家庭を営んでいる人がいますよね。
アロマンティックの男女もそうで、生き辛さに思い悩みつつも、それぞれがそれぞれの決断を下しています。パートナーと仲良く過ごしたり、異性と恋愛を楽しんだり、お仕事や趣味の活動に精一杯、励んだりしています♡
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あなたがアロマンティックなら?
悩んでるなら、何でも話せる友人を作ろう!
現在、「私はアロマンティックかもしれない」と思っているのなら。あるいは自分はアロマンティックだと自覚しているのなら?
それに今、生き辛さを感じているのなら、まずは気楽に何でも話せる友人を作るといいですよ。
腹を割って話せる相手ができると心が軽くなり、元気が出るものですし、辛いことがあっても卒なく乗り越えられるようになります。
それに友人のなかにベストパートナーが見つかることもありますし、あなたもひょっとしたら結婚を意識する日がくるかもしれません。
多数派も少数派もベストパートナーができると人生が楽しくなり、生き辛さはほとんど感じなくなります。障害や困難に直面しても辛さを感じなくなるからです。
現在、生き辛さを感じているのなら、友人作りに励みましょう♡
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writing by love recipe編集部