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公開日:2024-06-03 16:00:00

抑制とは？

感情や自我を無理やり抑え込むこと！

抑制とは圧力をかけて何かを強引に抑え込む行為です。

それに「抑制」というワードはしばしば人に対して使われます。人が何かを強引に抑え込んだときに、「抑制」との言葉が使われる傾向があります。

なお「抑制」は「感情」や「自我」が絡んでいるときに使われます。

あなたも「あの人は感情や自分を抑制しすぎている。何を考えているのか分からない」なんて意見を耳にしたことあるのでは？

「抑制」とは人に対して使われることが多く、人は性別を問わず、様々なシーンで何かを抑制する傾向があります。

人が感情を抑制する理由

防衛機能が感情の抑制を促す！？

男性にも女性にも生まれつき生存本能が備わっています。この本能は「自分の生存が第一。最優先は生きのびること」と考えていて、脳に無理をしないことや利己的な発想を要求します。

それに人には自分を守るための防衛機能も備わっていて、自分に不利益を与える行動は極力、取らせないようします。

実は「感情を抑制する」という機能もそうです。自分の心や体を傷つける人に遭遇したとき、本音を隠す、本心を飲み込ませて別の言葉を吐かせる、といった行動を本人に取らせてしまいます！

人が感情を抑制するようになる理由は様々、と言われています。

子供時代の辛い体験がキッカケで、自分の感情を抑制する方法を知った人もいれば、恋人や友人の裏切りが引き金となり、感情を抑制するようになった人もいます。

ただ理由が何であれ根っこには、人類に等しく備わった防衛機能が潜んでいて、この機能が「感情の抑制」という選択を生んでいます。

感情を抑制し過ぎると？

ふいに涙が出てくるなどの症状が！

「感情の抑制」はあくまで「自分を守りたい」と考える防衛機能が生み出すもの。喜怒哀楽を抑制している人はあくまで、自己防衛機能を使って、そうしているだけです。

ただ自己防衛機能を使いすぎると、つまり感情を抑制しすぎると、嫌な症状がたくさん表に出てくるようになります！

たとえば「ふいに涙が出てくる」「突然、激しい苛立ちを感じて、自分を抑えきれなくなる」など。

「常にイライラや不安を感じてしまう」「何事にもやる気が起きない」「つい過食してしまう」「ふいに食べ物を口にする気が失せる」といった症状が出る人もいます。

つまり感情を抑制しすぎた場合、男女を問わず、自分を押さえきれなくなったり、自分を傷つける行為に走ったりするようになるわけです。

「自分はウツなのかもしれない」と感じて、精神科医の元を訪れることになる人もいるようです。

感情の抑制のしすぎと恋愛

抑制しすぎると恋愛は破綻！

「感情を抑制しすぎてしまう」とは、「我慢を重ねて本音や自分を徹底的に隠す」ことでもあります。

このため長期間、感情を抑制しすぎると、様々な症状に見舞われ、ついには厄介な病を患う場合もあります。

それに周囲の人とも上手く行かなくなります。

本人がとても我慢していても、「あの人はいつも無難な発言しかしない。何を考えているのか分からない」と、同僚や上司、部下に思われて距離を置かれてしまったり、嫌われたりするから、人付き合いが上手く行かなくなるのです。

恋人とも上手く行かなくなります。

長く自分の内面や本心を隠し続けると、彼氏なり彼女なりを欲求不満にして、口論が増えます。

「彼女といてもつまらないし、退屈。今カノより、職場のあの子の方が・・・・」と彼氏に思われた挙げ句に、捨てられてしまう女性もいるものです。

心の平穏を取り戻すには？

まずは心の声に耳を傾け、本音を人に打ち明けよう！

自分をコントロールすること、いわゆる「自制」は大切です。社会人にとっては非常に大切なことです。

人前で暴れたり、公共施設に落書きしたり、上司や後輩に暴言を浴びせたりする人は「非常識な人」認定され、女性であれ重い処罰が下されることがあります。

とはいえ自制のしすぎはいけません。抑制のしすぎにあたります。交際も人付き合いも上手く行かなくなる上、心の平穏まで失ってしまいます。

既に失っている場合、まずは自分の本心に耳を傾けて、本音を少しずつで構いませんから、周囲の人に伝えましょう！

徐々にであれ、抑制をやめたなら、あなたの心の平穏もいずれ戻って来るはずですよ。

それに心身に疲れを感じたときは休むことです。休日は何もせず、ゆっくり眠る、何でも話せる友達と時々、外出してうんと楽しむなどしてみてくださいね。

「もう自分を抑え込む日々はイヤ。心の平穏を取り戻したい」と思うなら、我慢をやめて、自分の心身をこまめに癒やしましょう♡