グレーロマンティックとは？今の自分に悩んでる人がしたいこと♡
現在、グレーロマンティックであることに悩んでいませんか？あるいは「そんな言葉、初めて聞いた」と思っていませんか？そこでこの記事では、そもそもグレーロマンティックとは何かの他、悩んでいる人がしたいことなどもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね♡
グレーロマンティックとは？
滅多に恋に落ちない傾向のこと！
グレーとは「白とも黒とも言えない絶妙な色」のこと。
そのグレーが頭につけられたグレーロマンティックとは、絶妙な恋愛傾向のこと、とも言えます。
つまり「他者を好きにならないわけではないけれども、滅多に好きになれない傾向がある」ことがグレーロマンティックです。「グレイロマンティック」と表記されることもあります。
またグレーロマンティックに該当する人は男性のなかにも女性のなかにもいて、彼らが生涯のうちに恋愛する回数はバラバラ。
生涯に一度しかしない男性もいれば、二度や三度のみの女性も。「全く恋しなかったわけではないけれど、二度程度かな」と振り返る男女もいます。
グレーロマンティックは「滅多に」恋しない、と言われていますが、恋する頻度は人により異なります。
グレーロマンティックに該当する男女のすべてが生涯、特定の回数しか恋しない、なんてことはありません。
好意の強さの度合いには個人差アリ
グレーロマンティックの人の好意ははかない！
グレーロマンティックの男女は滅多に恋に落ちません。
それは他人に恋愛感情を抱きにくいからであり、抱いたとしても、ごくわずかしか抱かないからでもあります。
男性も女性も、ある人に対して「素敵な人だな」と思うことはあるのですが、「彼女が好きだ」とか、「彼が大好き」とか、強く思うことはないのです。
その理由は様々で、生まれつきの人もいれば、成長過程でグレーロマンティックに該当するようになった男女もいます。
ただ理由が何であれ、恋愛感情というもの、つまり好意があまりわかないので、恋したとしても、なかなか自覚できないし、自覚できなかったために自分の好意や好きになった人をスルーしてしまうこともあるようです。
あなたが恋愛感情というものを何度も実感したことがある異性愛者なら、「信じられない！」と思うかもしれませんが、内側からわき上がる恋愛感情の強さの度合いは人により異なるのです。
そのため人の恋愛傾向は実に多種多様です！
グレーな男女と社会生活
グレーロマンティックの人とは社会不適応者じゃない！
グレーロマンティックに該当する男女はデミロマンティックやフレイロマンティックに該当する人達と同じく、性的マイノリティとされています。同類の人はあまりいません。
今の世の中、大半がグレーロマンティックにとっては「恋多き異性愛者」か「恋多き同性愛者」です。
このため自分を理解してくれる人はもちろん、共感してくれる人も身近な場所にはあまりおらず、デミロマンティックの男女と同じく生き辛さや葛藤を抱えて生きるハメになりがちです。
とはいえ社会に溶け込めていない、というわけでもなく、多くのグレーロマンティックの男女が、多数派の人たちと共存できています。「性的マイノリティ」と全く気づかれていない人もいるものです。
恋愛傾向の分野では少数派にされているとはいえ、また自分の恋愛傾向や考え方に悩みがちとはいえ、彼らは滅多に他人と親しくできないわけでも、協調できないわけでもありません。
ただ滅多に恋を自覚できないし、交際にも発展しないだけです。
【参考記事】共感についてもっと知りたいなら！▼
パートナーや家庭を望む人も
マイノリティも良い人や環境を求めることが！
グレーロマンティックの人も、その他の性的マイノリティの人たち、たとえばデミロマンティックの男女と同じく、そばにいてくれる誰かを求めるときがあります。
腹を割って話せる友人とか、自分の良き理解者とか。恋人を求める男女もいるもので、ひょっとしてあなたもですか？
それはもちろん、全く不思議でも異常事態でもありません。グレーロマンティックに該当する男女は滅多に恋しないとはいえ、異性愛者のように良きパートナーを求めることがあるし、良い家庭を築いて幸せに生きることを望むことだってあるのです。
たとえば愛する人ができたときや、孤独に辛さを感じたとき、あるいは自分の良き理解者にして指導者が現れたときなどです。
自分の恋愛傾向が変わったときもそうです。
人の心は移り変わるもので、そのために恋愛傾向も不変ではありません。性的マイノリティから多数派になる人もいます。
つまりグレーロマンティックから恋多き異性愛者になる人もいて、転向したために素敵な恋愛やパートナー、交際や結婚を望むようになる男女もいるもよう！
【参考記事】結婚についてもっと知りたいなら！▼
あなたがグレーロマンティックなら？
自分の恋愛傾向に悩みすぎてはダメ！
人の恋愛傾向は多種多様で、異性愛や同性愛だけではありません。
それに人の心は常に移り行くもので、何年も同じ考えを持ち続けている人は滅多にいません。大多数の人は常に成長と後退を繰り返していて、現状を維持し続ける人はほとんどいません。
何より現代社会は変化するスピードがかなり速め！
つまりあなたも社会も、今後どう変わっていくか分かりません。来年には何もかも大きく変わっている可能性すらあります。
数年後には多数派の人たちが「人の恋愛傾向は多種多様」という事実を、ごく自然に受け入れているかもしれません。
ですから現在、自分の恋愛傾向を気にしているのなら、あまり気にしないようにしておくといいですよ。考えすぎ、悩みすぎると辛くなるものですし、すぐ近くにいる良い人を逃してしまう恐れもあります。
なお、現状を何とかしたい気持ちが強い場合はおうちや、自分の内側に閉じこもらず、外に出ましょう。
自分を理解してくれる人を探すとか、パートナーを求めて色々な場所に出かけてみるとかがオススメです♡
【参考記事】パートナーについてもっと知りたいなら！▼
writing by love recipe編集部
