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公開日:2022-01-17 16:00:00

産後クライシスとは？

出産後に夫婦仲が悪化することです。

クライシスとは「危機」のこと。

産後クライシスとは「出産後、夫との仲が悪化し、夫婦関係が冷え切ること」を意味します。

あなたにも覚えがあるかもしれませんね。

子供ができて以来、夫とギクシャクしているなら、産後クライシスに陥っていると言えます。

多くの夫婦が危機を経験

半数の夫婦が産後クライシスを実感！

産後クライシスに陥っていると聞けば、ショックを受けてしまうかも。

「恥ずかしい！」「結婚したばかりなのに、もう夫婦仲が悪くなってしまうなんて情けない」と感じちゃう人もいるものです。

でも自分を恥じたり、思い悩んだりすることありません。実は産後クライシスに陥る夫婦は決して少なくありません。

色々な調査から、夫婦の少なくとも半数が「産後クライシスを経験した」と考えていると判明しています。

つまり大勢の男女が子供の誕生を契機に、「夫婦仲の悪化」を実感しているわけです。

ですからあなたも夫との仲が上手く行かなくなっても恥じることはないし、「よくあること。クヨクヨ思い悩んでも仕方ない」と考えても構わないのです。

危機が去るタイミング

夫婦により異なるもよう！

大勢の人が経験するとはいえ、夫との仲が上手く行っていないと辛いですよね。

不安になり、「子供も生まれて、これからますます忙しくなるのに。お金だって、今後たくさん必要になるだろうに。どうしよう！」と思い悩む女性も・・・・

あなたも今まさにクライシスを感じているなら、「いつまでこの状況が続くの！？」と思っているのでは？

ただ、産後クライシスがいつ終わるかは当事者たち次第です。

あっという間に終わりを迎えるケースもあれば、離婚してようやく平穏を取り戻す夫婦も・・・・

また子供が幼稚園に入園して、ようやく危機を脱するケースもあるもよう。

産後クライシスに陥る原因

浮気、金銭トラブル等など！

産後クライシスを迎える理由は様々です。

同じ地域に住んでいる夫婦であれ、同じ理由からクライシスに陥るわけではありません。

ただよくある理由としてはたとえば、以下のものがあげられます。

・育児に関する考えがパートナーと違った

・子育てをパートナーに丸投げした

・妊娠中にパートナーが浮気した

・金銭トラブル

・義理の両親と上手く行かなくなった、等など、

深刻な事情から深刻なクライシスに陥った場合、離婚するまで危機は続きます。

一方、些細な理由から危機に陥った場合、数ヶ月程度で平和が戻るもよう。

危機を脱出するには？

夫と話し合う等して危機を抜け出そう！

産後クライシスに陥り、「離婚」の二文字を意識するようになったなら？

恐ろしくなって、「離婚だけはイヤ！」となるかもしれませんね。

あなたも夫との離婚は考えられないなら、できることはきちんとしましょう。何も手を打たず、時の経過に任せていれば、ある日突然、夫に離婚届を突きつけられるかもしれないし、浮気されてしまう恐れも・・・・

「そんなのイヤ。でも、何をすれば良いか分からない」という場合、次のことを試すといいですよ。

・いつまでもクヨクヨしない

・危機に陥った原因を振り返り、問題を解決するためには何が必要で、何をすべきか、ハッキリさせて行動開始

・夫婦関係が危機に陥っていることを夫に伝えて、どうすれば危機を脱出できるか話し合う

・夫に自分の非を詫びて和解を提案

・夫の非を受け入れて和解を提案

・子供の将来について真剣に話し合う

・義理の両親や自分の両親、あるいは友達に悩みを打ち明けてアドバイスをもらう

「大変そう」「難しそう」と思えるかもしれませんね。でも立ち止まらず、できそうなことから実行してみてくださいね。

時間がかかるかもしれませんが、離婚は回避され、産後クライシスも収まるはずですよ。

産後クライシスを防ぐには

普段から積極的に夫と会話しましょう！

運良く、まだ産後クライシスに陥っていないなら？

今のうちに予防策を知っておきましょう。

さらに実行すれば、出産後、苦しまずにすむはずですよ。

なお、オススメの産後クライシス予防策は次のとおりです。

・夫婦共稼ぎなら家事は常に分担し、一方に負担がかかりすぎないようにしておく

・パートナーに浮気をさせない＆自分も浮気しない

・今のうちに夫とお金の使い方について話し合っておく。相手が納得できない使い方をしている場合、改めてもらう

・納得できるまで夫と子供の育て方、教育方針を話し合う

・義理の両親や自分の両親とは普段から仲良くしておき、出産後は子育てを手伝ってくれるようお願い

・普段からしっかり夫や両親とコミュニケーションを取り、本音を話し合える関係を築く

産後クライシスはしばしば我が子をも苦しめてしまいます。

ですから自分の殻に閉じこもりがちな女子も、マイペースな女性も、今のうちにできることは何でもしておきましょう。