デミロマンティックとは何？当てはまる人の特徴や悩みとは！？
あなたがLGBT運動に無縁なら、「デミロマンティックとは何か？」という問いとも無縁だったかもしれませんね。ただ世の中にはデミロマンティックと無縁ではない人が結構いるもので、あなたの身近にもいるかも！？この記事ではデミロマンティックとは何かの他、彼らの特徴などもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね♡
デミロマンティックとは？
特定の人のみ恋愛対象にする男女！
デミロマンティック（demiromantic）は一種の傾向、あるいは嗜好（しこう）のことで、このデミロマンティックに該当する人は「強い絆で結ばれている人か、信頼関係が構築されている人にしか恋愛感情を抱かない」とされています。
それにデミロマンティックに該当する人は男性のなかにも、女性のなかにもいて、恋愛感情を抱く相手は必ずしも異性とは限りません。
つまりデミロマンティックとは「異性愛者とも同性愛者とも言えない男女の恋愛傾向」であり、デミロマンティックな人とは「特定の人のみ恋愛対象にする男女」である、とも言えます。
「恋愛対象が大多数の男女より圧倒的に狭く、性的欲求を実感する機会もめったにない人」とも解釈できます。
なお、デミロマンティックとあわせて紹介されることが多い嗜好に、デミセクシュアル（demisexual）が挙げられます。
デミロマンティックの人とデミセクシュアルの人は少し似ています。
前者は自分と結び付きが強い相手に「恋愛感情」を覚える男女のことですが、後者は自分と結び付きが強い相手に「性的な欲求」を覚える男女のことです。
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デミロマンティックのその他の特徴
一目惚れとは、ほぼ無縁など！
デミロマンティックに当てはまる人には色々な特徴があります。
「自分と強く結び付いた相手に恋愛感情を覚える」こともそうですし、「滅多に人に好意を持たない」点もそうです。
それに「一目惚れとは、ほぼ無縁」という特徴もあります。
なぜなら彼らは自分と強く結びくまでは、相手に好意を感じられないから。見ず知らずの他人に惹かれることは、ほとんどありません。
また「家族や同僚、友人たちから恋愛、および結婚の素晴らしさを説かれてもピンとこない」「恋や結婚を勧められても、その気にはなれない」といった特徴も。
デミロマンティックの男女は「熱しにくく冷めにくい」タイプに近いため、親しい人たちに「そろそろあなたも結婚しなきゃ」とか、「いい加減、恋人くらい作ったら？」とか言われても、その気にはなれず、モヤモヤすることになりがちです。
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常にデミロマンティックではない
デミロマンティックの人も一目惚れを！
現在、「私はひょっとしたらデミロマンティックの人たちの一人なのかもしれない」と思っているかもしれませんね。
あるいは「私は滅多に恋しない、というわけではないから、デミロマンティックではないかな」と思っているのかも。
ただ「デミロマンティックの人のすべてが一目惚れしない」というわけではありません。
「皆、死ぬまで、強い絆や確固とした関係を築いている人にしか惹かれない」わけでもありません。
この嗜好を持っている男女のなかにも一目惚れする人はいます。気まぐれで参加したパーティーの席で素敵な人に出会ってしまい、瞬く間に恋に落ちた、なんて男女もいます。
そもそも人の心は複雑なもので、この点はデミロマンティックに該当する男女も例外ではありません。
良い出会いや事件、病など、様々なことがキッカケで、デミロマンティックな人らしくない言動を取るようになる場合があるものです！
デミロマンティックの人はあくまで、強い絆で結ばれている人か、信頼関係が構築されている人にしか恋愛感情を抱かない「傾向」があるだけです。
「常に特定の人しか愛せないし、一目惚れはあり得ない」わけではありません。
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その他の恋愛嗜好
デミロマンティックとは恋愛嗜好の極一部！
人の価値観の種類は星の数ほどあり、今は様々な恋愛嗜好が発見されています。
「デミロマンティック」は、あくまでその一つに過ぎません。
異性愛（ヘテロロマンティック）や同性愛（ホモロマンティック）も数ある恋愛嗜好の一部であって、すべてではありません。
他にもたとえば「バイロマンティック」があげられます。「自分は両性に恋できる」、と言える男女の恋愛傾向であり、これに該当する人は同性にも異性にも恋愛感情を抱けます。
また「リスロマンティック」という嗜好もあり、これは「他者に好意を抱くことはあるけれども、他者に好意を持たれ、恋されることは望まない傾向」と言えます。
今も昔も色々な人がいて、誰もが「私は異性の◯◯くんが好き」とか、「おれは心から信頼できる◯◯さんが好き」とか、「私はなかなか人に恋愛感情を抱けない。でもお仕事や趣味や人付き合いは大好き」とか、考えています♡
自分が多数派ではないのなら？
情報収集や自分を振り返ることがオススメ！
今も昔も様々な人がいて、恋愛嗜好も多様と分かっても？
あなたがデミロマンティックの人たちの一人なら、今もとっても悩んでいるかもしれませんね。
なぜなら今も昔もデミロマンティックの男女とは少数派だから。
恋愛嗜好というジャンルのなかでは少数派に位置してる女性は、思い悩みがちです。
あなたも自分はどんな生き方、考え方をすべきか悩んでいるのなら、SNSなどで自分と同じ恋愛嗜好を持つ人を探して、話を聞いてみるとか、相手の文に目をとおして自分の生き方、考え方を振り返るとかしてみるといいかも。
あるいは「少数派は自分だけではないし、そもそも恋愛嗜好が他人と異なることは珍しいこともで悪いことでもない」と、気楽に、かつ楽観的に考えるといいかもしれません。
心が軽くなるはずですよ♡
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writing by love recipe編集部
