オーガズムを感じる瞬間って?快感に達するまでの段階と仕組みについて
男女の性反応は4段階あります。 刺激に反応した【興奮期】、そこから【平坦期】という状態を経て【オーガズム期】に達し、それが過ぎると快感が沈静化する【消退期】に入ります。 それぞれの段階について解説します。
興奮期
性的感情が急激に高まる興奮期は、運動前のウォーミングアップのように血流が高まり、心拍数と血圧が上がります。 クリトリスもペニスと同じように勃起し、平常時の2倍くらいの大きさになります。 膣はペニスの挿入を助けるべく内壁から粘液を分泌します。変化は乳房にもあらわれ、乳頭は立ち、乳輪がふくらみます。 こうして女性の体が射精をしっかりと受け止める準備は着々と進みます。
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平坦期
平坦期に入ると、動きは激しくなり、呼吸や脈拍が速まります。 膣の入り口部分が充血してギュッと縮まり、ペニスを捉えて射精した精子を外に漏らさないようにします。 子宮は収縮して腹部へ引き上げられ、膣上部の容積は膨らみます。 こうしてスペースを作ることで、射精された精液を貯めて、精子が子宮の中へ移動しやすい環境を作ります。
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オーガズム期
性的興奮が絶頂に達するオーガズム期には、呼吸、脈拍、血圧が最高潮になり、大きな快感が生まれます。 膣の入り口や子宮の周辺では、筋肉が規則的に0.8秒間隔で収縮します。
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消退期
興奮が去り、体が元に戻る過程が消退期です。 子宮はゆっくり元の位置に下がり、膣の奥の膨らみや乳房の状態も通常の状態に戻ります。 男性は一度消退期に入ると、再び刺激を受けても反応は起きませんが、女性の場合は、適度な刺激が加えられると、連続してオーガズムが得られることもあります。 多くの男性は挿入と射精でオーガズムを得られますが、毎回頂点に達する女性は決して多くはなく、あのマリリン・モンローも生涯一度もオーガズムを得られなかったと言われています。
オーガズムが得られないと悩んでいる人へ
オーガズムが得られないと悩んでいる人は、まず感じやすい体になるための工夫を始めてみましょう。 視覚や嗅覚などの五感磨きがおすすめです。 たまにはシチュエーションをかえてリゾートへ出かけたり、アロマオイルをたいたりボディマッサージに使ってみるとリラクゼーションを得ることができ、血行も促進されるので効果的です。 また、夜になると脳内から分泌されるメラトニンは、心身をリラックスさせ、セックスの快感を受け入れやすい状態に導くのですが、睡眠時間が不規則な生活をしていると、脳内のホルモンリズムが狂い、正常にメラトニンが分泌されません。 感じやすい体作りの基本は、規則正しい生活にあるのです。
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writing by 松村圭子