男女で違うオーガズムの感じ方~女性は男性の10倍感じる!?
性別は異なっていても、体の基本的な仕組みは同じですが、オーガズムの感覚や性反応の過程には大きな違いがあります。
オーガズム男女の違い
性的興奮が絶頂に達する「オーガズム期」。張りつめた緊張が一気に解放されて大きな快感が生まれるときです。男性の場合は、性器周辺の筋肉がリズミカルに収縮し、精液がペニス先端から放出されて射精が起こります。 女性の場合も、腟周辺の筋肉が収縮してオーガズムを迎えます。 男女ともにオーガズム期は、性器周辺の筋肉が0.8秒間隔で収縮を繰り返します。性別は異なっていても、体の基本的な仕組みは同じですが、オーガズムの感覚や性反応の過程には大きな違いがあります。
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男性のオーガズム
男性の場合は、性的興奮が盛り上がりやすく、快感度合はどんどん高まり、ピークに達するとオーガズムを迎えて射精します。射精をすると興奮も一気に冷め、快感度合も速やかに平常時に戻ります。 すなわち、射精をして快感の頂点を迎えたあとは、急激に冷めてしまうのが男性のオーガズムパターンといえます。
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女性のオーガズム
女性の場合は、性的刺激によって穏やかに興奮度を上げていきます。男性のように一気に頂点に達するのではなく、平坦期を持続させたあとオーガズムを迎えます。オーガズムを迎えたあとも、男性のように一気に冷めるのではなく、しばらく快感の余韻が続いたあと、徐々に平常時に戻っていきます。
オーガズムの快感が高いのはどっち?
ちなみに、オーガズムの時の快感の度合いは、格段に女性の方が高いといわれています。オーガズムに達しているとき、脳からはシータ波という脳波があらわれますが、女性の場合は強いシータ波が脳全体に出現するものの、男性の場合は出現の範囲がごく限られているうえに、その広がりは女性の10分の1程度にしかすぎないのです。
オーガズムがすべてではない
男性の場合は、オーガズム=射精というわかいやすい体の変化があり、またオーガズムに達したあとは速やかに平常時に戻るので、オーガズムを迎えたかどうかがはっきりわかりますが、女性の場合はそのような変化がないので、オーガズムを迎えたかどうかはパートナーにも自分自身にもわからないということは少なくありません。 でも、オーガズムの感じ方は人それぞれ。オーガズムがすべてではありません。お互いが満足いくセックスができることが大切なのです。
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writing by 松村圭子