受験を控えた彼に不快感を与えない励ましの言葉は?
【質問】大学受験を控えている彼になんて声をかけたらいいのか分からない
さわみ/女性/17歳
大学受験を控えている彼に「勉強、頑張ってね」と言ったら「プレッシャーになるから言わないでほしい」と言われてしまいました。
でも「頑張れ」意外にかける言葉がわかりません。
どんな言葉ならプレッシャーをかけず不快感を与えずにプラス効果になりますか?
【回答】彼そのものを受け入れる気持ちでただ見守ってみましょう
監修者/武田亜季
さわみさん、受験を控えている彼に、「頑張れ」以外にどんな言葉をかけてあげたらいいんだろう?
彼にとってプラスの効果になる言葉って何だろう?と考えているのですね。
彼のことを支えたくて、口にした言葉が、「プレッシャーになる」と言われてしまったとき、きっととってもショックだったのではないでしょうか。
「じゃあどうしたらいいの?」と、自分の言葉や態度に自信が無くなってしまったかもしれませんね。
さわみさんはきっと、「誰かに何かをしてあげたい!」という気持ちを持った、思いやりの深い女の子なのでしょうね。細やかな気遣いに、彼もたくさん癒され、元気をもらってきたことでしょう。
そんな優しい気持ちの持ち主のさわみさん。
でもちょっぴり、他人に関わりすぎてしまう時があるのかもしれません。
「役に立つ自分でなくちゃ!何かを与えられる存在じゃなくちゃいけない!」
そんな風に気負い過ぎてしまっている時がありませんか?
もし、そうであれば、さわみさんの彼を思う気持ちが、彼を息苦しくさせてしまったのかもしれません。
彼は、さわみさんにカッコ良く見られたい。いつも頼られる存在でありたい!!と思っているかもしれませんね。
そんな彼であれば、きっとここ一番の大学受験!という大きな勝負にむけて、全力投球していることでしょう。
きっと、自分で自分に、たくさんプレッシャーをかけて、今、この瞬間も頑張っていることでしょう。張りつめた糸のように・・・
「何もせず、そばで暖かく見守る」ということも、時にとても大きな支えになります。
言葉に出さなくても、彼を信じて、例えどんな結果になったとしても、彼そのものを受け入れる気持ちでただ見守る。実は、とっても大きな勇気づけになるのです。
さわみさんの暖かい気持ちは、まなざしや醸し出す雰囲気、存在感の中に、きっとそのままにじみ出ることでしょう。ポカポカ温かい陽だまりみたいに。
そして、何より大切なのは、さわみさん自身が、そんな彼を選んで傍にいる自分自身のことを、温かく受け入れてあげることです。
いつも気の利いた言葉やプレゼントを与えることだけが、彼との関係をよくすること、相手のことを大事にすることではないのです。
さわみさんは、彼との時間以外では、どんなことをしている時が好きですか?
好きなことをする時間をたくさんとって、自分のために時間を使うことも、大事にしてくださいね。
自分を大切にできるさわみさんなら、さらに暖かく信頼に満ちた関係を作っていけることでしょう。
writing by 武田亜季