ウォーキングは正しい姿勢が大事です♪効果を高める歩き方とは!?
【質問】ウォーキングをしていますが歩きすぎは良くないと聞きました
直ちん/女性/45歳
毎日ウォーキングをしています。
しかし、歩きすぎは良くないと聞きましたが、本当でしょうか?
私の掛かり付けの整形外科は、スポーツ医学センターなので「歩け!歩け!」、「歩いているから、酷くならずに済んでる」と言われています。
(ちなみに私は、ヘルニア持ちです。)
本当にウォーキングが悪かったら、病院も「歩け!」と言わないと思いますし、昔の人は、どうなるんでしょう?
現代人は、歩かなすぎだと思いますが。歩きすぎは良くないと言った人は、全く歩いてません。
【回答】正しい歩き方を目指していければ「量よりも質」が何よりも大切です
監修者/池野百恵
歩きすぎは良くないというのはどの角度から見ての解釈なのかが分からないのですが、歩く動作というのは人間の根本的な構造を正しく保つには必要な動きです。
なぜならば私たちは二足歩行ができるように猿のような四つん這い状態から立ち上がる事ができたのですから。
二足歩行は骨盤を重力に負けないようにきちんと土台を据えておかないといけません。
この時重要なのがお腹と背中にある骨盤を重力に反して安定させるインナーマッスルです。
これは座っている時よりも立っている時の方が横紋筋と言ってインナーマッスルが働いているかを確認する時に分かりやい部分なのですが、立った姿勢はまさにインナーマッスルが安定し骨盤と背骨を安定させます。
この状態で、股関節から足を運び、胸椎を連携させ骨盤を動かす為に両腕を積極的に動かして肩甲骨で胸椎を無理やり動かすことを目指します。
すると、上半身と下半身関係なくバランスよく整える事が可能です。ヘルニアであればなおさら背骨との間隔に違和感があるのだと思います。
以前よりも文明が進化し便利な世の中に感じますが、身体を動かす機会が極点に減ってしまうと筋バランスだけの問題ではなく身体の不調が起ってしまうので歩きふぎと言われるぐらい正しい動作でウォーキングをはじめてみて下さい。
質より量を選ぶかもしれませんが、正しい歩き方を目指していければ「量よりも質」が何よりも大切です。
歩きすぎで悪くなることはなくても歩き方が悪くてよりヘルニアを再発させる可能性はあるので注意していきましょう。
writing by 池野百恵