うつ病の主人から離婚を切り出されました。どう対象するべきです?
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【質問】主人がうつ病になり離婚を切り出されました

つざねこ/女性/32歳

主人がうつ病と診断されました。

診断されて、すぐに私と「離婚する」と言いだし家を追い出されました。

病院の先生は違うと言いますが、主人はうつ病の原因も今の生活を壊したのも私だと言っています。

家を出ていったことも恨んでいるようです。

今は別居中で私とは一切連絡を絶ち、主人とは連絡をとることができません。

主人の様子は主治医にこっそり聞きに行くしかできず、今はかなり良くなっているらしいのですが、私のことはかなり悪く思っているようです。

今は食事を作って主人が仕事に行ってる間にポストにいれることだけしていますが連絡はありません。

アドレスも変えられていました。

このまま離婚になってしまうのでしょうか。

主人が私との楽しかった時間を思い出して、また元に戻ることは可能でしょうか?

私が主人のためにしてあげれることは何があるでしょうか?

【回答】アレコレしてあげるのは「あなたは一人じゃ生活できない」というメッセージにも

監修者/武田亜季

つざねこさん、ご主人がうつ病と診断され、そのうつ病の原因も、生活を壊したのも、つざねこさんだと言われてしまって、どれほどのショックを受けていらっしゃることでしょう。

寂しさと悲しさで胸がいっぱいになってしまったことでしょうね。

今まで楽しく一緒にいたからこそ、こんな時は妻として、大切な家族として、ご主人の傍でできることをしてあげたい!こんなつざねこさんの想いが伝わってくるようです。

ところが、会うことすら出来ず、連絡も取れず、本当にご心配でしょうね。

ご主人は、つざねこさんを自分で追い出しながら、つざねこさんが、家を出たことを恨んでいるようなのですね。

うつ状態のご主人は、とても被害者的な考え方になっているのでしょう。

その矛先が、強くつざねこさんに向いていると言えそうです。

「被害者」というのは、自分がこんなに辛い気持ちを味わうのは、誰か他の人や、周りの状況のせいだ、という考え方になっている状態を言います。

今までの自分と違うことに、苛立ち、戸惑い、不安を感じていることでしょう。

恐らくご主人は、まず自分自身の事をとても責めているのだと思います。

一家の大黒柱として、力を発揮しなくてはいけないのに、こんなことになってしまって、自分は夫として失格だ!と、自分を強く罰したい気持ちになっているのでしょう。

その罪の意識に耐えきれなくて、つざねこさんという「加害者」を作り上げた形になっていることと思います。

ご主人は、今までつざねこさんに愚痴をこぼしたり、夫婦について、ご自分の要望をおっしゃったりしていましたか?

それとも、今回初めてご主人の想いを聞いた、という状況でしょうか?

もし、今まで本音で話し合っていなかったなぁ、ということであれば、少しずつ本音で話せる場を作っていくことも必要かもしれませんね。

ただ、今は主治医の先生や、カウンセラーに本音を出していく、という段階かもしれません。

だから、今からつざねこさんも、自分が何を感じ、どう思っているのか、言葉で表現できるように自分を見つめておきましょう。

今のご主人は、つざねこさんが尽くせば尽くすほど、追い詰められるような気がしてくるのかもしれません。

もちろん、ちゃんとお食事をされているのか、体調は大丈夫なのか、など心配なことはたくさんあると思います。

だから、全く放っておくことは出来ないと思います。

けれども、つざねこさんの想いを伝え、ご主人の考えを尊重することもまた大切なことではないでしょうか。

お食事を入れられるのであれば、お手紙を読むことはできるのではありませんか?

ご主人をいたわる言葉よりも、あなたの率直な気持ち…

例えば、ご主人に会えなくて寂しい気持ち、今までの感謝の気持ちなどを書いてみると良いかもしれません。

そして、

「彼は、自分の気持ちを表現し、必要なら自分のために援助を求められるはず」と信じ、尽くしすぎをやめてみることも1つです。

つざねこさんが、ご主人にしてあげられることの1つに、「心から信頼する」ということがあります。

アレコレしてあげるのは、「あなたは一人じゃ生活できない」というメッセージにもなります。

これは、「私はあなたを信頼していません」と同じメッセージです。

相手の回復する力、自分で決断できる力、生活する力、自分の気持ちを話したりできる力、援助を求める勇気がある力・・・

こういったことを信じることが、相手のこころの栄養になるのです。

また、今の状況では、つざねこさん自身も大きなストレスを抱えていることでしょう。

ご自分が参ってしまわないように、ぜひご自身のこころのケアもしてあげてくださいね。

つざねこさんが、カウンセリングを受けることも一つですよ。

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