どうしたら嫉妬を抑えることができますか?
【質問】嫉妬深いことで困ってます
綾音/女性/14歳
すごく嫉妬深いことで困ってます。
好きな異性が女の子と話していたりしたらもちろん女の子にも嫉妬してしまいます。
それですごくイライラしたり泣いてしまう事もあります。
どうしたら嫉妬を抑えることができますか?
【回答】イライラの奥にある綾音さんの本当の心の声に耳を傾けてみましょう
監修者/武田亜季
綾音さん、自分のことをとても嫉妬深いと思っていて、嫉妬でイライラしたり涙が出てくることもあるのですね。
綾音さんは「嫉妬すること」=「いけないこと」という風に思い込んでいませんか?
そして、嫉妬深い自分がイヤだ、と感じているのかもしれませんね。
私たちの感じるどんな思いにも「悪」はありません。
綾音さんが感じる「嫉妬心」そのものも、決して悪いものではないのですよ。
でもそれを、なかったことにしよう、抑え込んでしまおうとすることが、綾音さんを苦しめてしまいます。
抑えようとしても、なかなか抑えられないことに、綾音さんも気が付いていることでしょう。
「嫉妬心」がムクムクと湧いてきたとき、
「ああ、私は彼が女の子と話しているのを見ると、必ずこの気持ちが湧いてくるんだ」
という風に、嫉妬を否定するかわりに、綾音さんの中にその気持ちがいることを、許してあげましょう。
綾音さんの「嫉妬心」には、きっと何か大切な意味があるはずです。
イライラの奥にある綾音さんの本当の心の声に、耳を傾けてみましょう。
彼のことを、とても好きという気持ち、
誰にもとられたくないほど好きな気持ち、
彼が他の女の子と話しているだけで、何かとても傷つけられたような気持ちがする、
自分の大切なものを、奪われたような気持ちがする、、、
本当の心の声を聞きとってあげると、自然と嫉妬心は和らいできますよ。
自分の心の声に気がつくと、言動も変わってきて、彼や友達との関係性が深く変化してくるでしょう。
それから、もっと自分のことが好きになることも嫉妬心を鎮めるポイントなんです。
自分が好きって、曖昧で、ピンと来ないかもしれませんね。
自分が心から楽しめる時間を知っていたり、
その時間を大切にできたり、
頑張った自分を、いたわる思いを持てたり、
自分の才能や長所をちゃーんと知っていたり。
そんなようなことです。
大好きな彼のことと同じように、綾音さん自身のことを良く知って、もっと好きになりましょう。
自分のことを知って、大切にできると、自然と自分に愛着がわいてきます。
そして、綾音さんが嫉妬を感じる時間も徐々に少なくなってくることでしょう。
writing by 武田亜季