恋愛に対して拒否反応を起こして、恋愛ができません。

【質問】恋愛の類いに対して拒否反応を示してしまう

たぁ坊/女性/18歳

恋愛の類いに対して拒否反応を示すようになりました。

私は高校時代、学校が女子高のようなものだったので、出会いが全然ありませんでした。

なので同じ学校に通ってるのに彼氏ができる友達が正直羨ましいというのがありました。

しかし、その羨ましいと思う気持ちが、妬みの念に変わり、気がついたら人の恋愛沙汰の幸せに舌打ちするような態度をとるようになっていたのです。

恋愛ものの曲、映画、TV番組、漫画、小説等を受け付けられなくなってしまいました。

街がや一色に染まる季節も大嫌いで、出歩くのが憂鬱になります。

また自分はどうせ幸せな恋愛なんて出来ないんだと、カップルを見るたびに考えてしまいます。

こんな反応を示す体で居続けたら、本当に生涯異性との交際なく終わりそうで怖いです。

でも自分ではどうしてもここから抜け出せません。

長くなってしまってすみません。

どうしたらこんな自分を捨てることができますか？

【回答】心の奥には「幸せな恋愛をしたい」という前向きな気持ちがある

監修者/武田亜季

たぁ坊さん、恋愛に対して、拒否反応が起きるのですね。

そして女子校なのに彼がいるお友達を、本当は羨ましく感じていたことにも気が付いているんですね。

ここから抜け出したい！

こんな自分を捨てたい！

とお話しするたぁ坊さん。

たぁ坊さんの心の奥には、「幸せな恋愛をしたい」という、恋愛にとても前向きな気持ちがある証拠です。

恋愛に嫌悪感を感じるとき、たぁ坊さんには、

「だって、自分はどうせ幸せな恋愛なんてできないのだから。」

という言葉が聞こえるようです。

その声は、どこから聞こえてくるのでしょうね。

私たちは、異性との接し方や、恋愛についての考え方を、とても小さいころに周りの大人から学ぶことが多いのです。

昔、お母さんがよく口にしていたこと、

お父さんの、お家での振る舞い方、

たぁ坊さんと、お父さん、お母さんとの関係、

たぁ坊さんと、ご兄弟(姉妹)との関係、、、など

きっと、小さかったたぁ坊さんも、周りの大人たちをじっと観察して、何かを学び、恋愛や異性について、何らかの考え方を身に付けたのかもしれませんね。

たぁ坊さんには、心当たりはありますか？

人は、自分の知らない世界を否定したくなるものです。と同時に、興味や好奇心が出てくるものなのです。

この2つの対極の気持ちが、たぁ坊さんの中にもあるのでしょうね。

それが、今の言動につながっているのではないでしょうか。

もしそうだとしても、大丈夫。

小さかったたぁ坊さんが見つけた考え方は、たまたまたぁ坊さんが育った環境の中で出した結論です。

新しい事に踏み出すのは、誰だって怖いものです。

その気持ちを認めつつ、好奇心旺盛な自分のことも認め、周りの世界に興味を持ってみましょう。

自由な気持ちで、周りの人との関係を作ることを、自分に許してあげましょう。

自分が変化することを許してあげると、素敵な出会いがどんどんやってくることでしょう。