胸へのアプローチで悪循環を断ち切る≪老けないボディになる胸椎ストレッチ≫
老化の始まりは関節から。動くべき関節が動かず体が固まったままになったらあっという間におばあさん。寒さで固めてしまわずしっかりストレッチしましょう!胸椎は背中の骨です。③の肩関節が前に出ると胸椎も固まって呼吸が浅くなり、また肩関節が固まります。胸へのアプローチで悪循環を断ち切りましょう。
手順
①胸に酸素を送り込む胸式呼吸であばらを広げながら胸椎の動きをよくします。両足を揃えて直立に。
②まずは胸の空気を吐き切ります。少しうなだれるように。
③息をいっぱいに吸い込んで手が自然に上がってしまうくらい胸を広げてゆきます。一本一本の背中の骨の間が下から順に広がっていくのを感じましょう。吐いて吸ってをゆっくり繰り返します。
④もう少しいけそうな人はこちらも。片手を壁に添えて直立します。
⑤壁と反対の手を胸の高さに上げます。前へ倣えのようにまっすぐでなく、ふんわりとさせます。
⑥同じ要領で胸式呼吸。息を一旦しっかり吐いて、ゆっくり吸いながら胸椎の隙間を一つずつあけていく意識で上に伸びていき、腕に連れていかれるようにして胸を反らせます。吐きながら戻り、繰り返します。反対もやってみます。
とっても動きづらい胸椎ですが、ゆっくりとした呼吸に合わせて一本一本の隙間を下から順に広げていくことを意識するとちゃんとゆるんできます。肩関節とも密接に関わっているので、合わせてストレッチして、丸い背中にならないようにしましょう。
writing by づっか