正しい下着の選び方と着用方法とは?色や柄重視はNG!サイズを正確に測ろう!
毎日心地よく過ごせる「下着の選び方」をご紹介します!
色や柄、デザインで“ひとめぼれ”はNG
下着は毎日お風呂に入る時以外、ずっと身につけているもの。ブラジャーやショーツなど、色や柄、デザインで“ひとめぼれ”して選んでいませんか?
ショーツがお腹に食い込んでいたり、ブラジャーの下からお肉がはみ出したりということはありませんか?
また、ボディラインをキープしようとして、体型よりもサイズの小さい下着で体を締め付けていませんか?
間違ったサイズの下着を着用していると、ボディラインが崩れるだけでなく、血液の循環が悪くなって冷えや肩こり、だるさなどを引き起こすこともあるので注意が必要です。
ついついデザインや色などの好みで選んでしまいがちですが、大切なのは、体の健康と心地よさです。
呼吸が楽にでき、長時間着用しても苦しくなく、体にぴったりフィットして肌になじみ、手触りのよい下着を選ぶようにしましょう。
自分の体のサイズを正確に知ること
自分に合った下着を選ぶためには、体のサイズを正確に知ることが大切。
まずは、鏡の前に立って、背筋を伸ばして各パーツのサイズを測ってみましょう。
トップバストは、バストのふくらみの一番高い部分を水平に一周を測ります。
アンダーバストは、バストのふくらみのすぐ下の周囲を測ります。
トップバストとアンダーバストとの差が、ブラジャーのカップサイズの目安になるので、ブラジャーを選ぶ時に参考にすると良いでしょう。
ウエストは、お腹をへこませたりしないで、自然な状態で最も細い周囲を測ります。
ヒップは、お尻のふくらみの最も高い位置を測ります。
美しいシルエットを作るには…
美しいシルエットを作るには、下着のつけ方も大切。
せっかく正確にサイズを測っても、つけ方を間違えば逆効果になってしまいます。
ブラジャーを着ける時は、ストラップを両肩にかけ、ブラジャーの下側を持ってアンダーバストの部分に合わせ、少し前かがみになってバストをカップの中に入れて後ろのホックを留めます。
次に、片手でブラジャーのアンダー部分を押さえ、もう一方の手でバストを中央部分に寄せながらカップに完全に入れます。
最後にストラップを調節します。
前は少し上げ気味にして、後ろは低めに落ち着かせます。着用後は…
カップが浮いたりたるんだりしていないか
カップからバストがはみ出していないか
前の中心部分が浮いたり押さえつけられたりしていないか
アンダーバストやストラップがきつすぎたりゆるすぎたりしていないかなどをチェックしましょう。
ガードルの着用には…
ガードルを着用する場合は、まずウエスト部分から全体の3分の1くらいを外側に折ってからはきます。
前の中央部分をウエスト部分まで持ち上げた後、両脇、後ろの部分を引き上げます。
次に、後ろからガードルの中に手を入れて、ヒップを持ち上げて丸みを完全に中に入れます。
すその部分が食い込んだり浮いたりしていないか
ウエスト部分が食い込んでいないか
ヒップの丸みを完全に包み込んでいるか
股の当て布が食い込んでいないかなどをチェックしましょう。
変化しやすい女性の体
女性の体はとても変化しやすいもの。痩せたり太ったりという体重の変化だけでなく、加齢によっても変化していきます。
また、同じサイズ表示の下着でも、パターンや素材によって微妙にフィットの仕方が違うことも。
新しい下着を買うたびに、サイズを確かめて試着し、自分にぴったり合った下着を選ぶようにしましょう。
writing by 松村圭子