汗をかいたときのジメジメとした不快なムレを緩和する方法
汗をかいたときのジメジメとした不快なムレを緩和する方法をご紹介します。
日本の夏はムレやすい…
日本の夏は高温多湿で、気温が30℃を超えることもよくあります。
湿度が高いため、汗が蒸発しにくくムレによる悩みを持つ女性も少なくありません。
また、昨年と同様に厳しい節電で、汗をかいたときのジメジメとした不快なムレもさらに深刻になることが予想されます。
ムレや臭いを予防するには、まず汗をかいたらすぐに拭くことが大切。
乾いたタオルだと、臭いの元となる皮脂がうまく拭きとれないので、濡らしてかたくしぼったタオルで拭き取るようにしましょう。
素足で靴を履くのは禁物
多くの女性が気になるのが足やワキのムレ。
足のムレや臭いを防ぐには、濡れタオルで拭いた後でストッキングや靴下を履き替えるようにしましょう。
素足で靴を履くのは禁物。
さらにムレやすくなってしまいます。
靴下は、吸湿性と速乾性に優れたシルクがおススメです。
最近は、お手頃価格のものも発売されているようですので、試してみてもよいでしょう。
靴のサイズがムレの原因に!?
自分の足のサイズにぴったり合った靴を履くことも大切。
足に合う靴だと、地面を踏む時に靴の中の湿気が外に追い出されて換気されやすくなりますが、ゆるめの靴だとうまく湿気が追い出されずムレやすくなってしまうのです。
逆に、きつい靴だとそれがストレスになって足の裏に余計に汗をかいてしまいます。
また、通気性や消臭効果に優れた中敷きなどもあるので、利用してみてもよいでしょう。
ワキのムレ・臭い対策には、リンゴの果汁がおススメ。リンゴのポリフェノールが臭いを防いでくれます。
デリケートゾーンのムレ予防
デリケートゾーンもナプキンでムレやすい部分。
吸収率がよいからといって、長時間同じナプキンをあてていると、細菌が繁殖して臭いの原因になってしまうので、ナプキンはこまめに交換するようにしましょう。
月経血量が多い日は、タンポンを使用するとムレを軽減できますが、タンポンも長時間入れっぱなしにしないようにすることが大切。
通常のナプキンが合わないという場合は、布ナプキンを試してみてもよいでしょう。
冷え性の改善効果も期待できます。また、通気性の悪い締めつけのきついガードルやストッキング、ぴったりしたジーンズなどは避けるようにしましょう。
節電しながらの暑い夏、快適に過ごせる工夫で乗り切りましょう。
writing by 松村圭子