僧帽筋を鍛えてたるみ予防!小顔になれるエクササイズ!
僧帽筋(そうぼうきん)とは、後頭部から肩甲骨周辺まである大きな筋肉で、この部分が疲れや運動不足、猫背や悪い姿勢などのせいで硬くなると、首こりや肩こりの原因につながります。さらに、この僧帽筋は、表情筋と連動していて顔全体を後ろから引っ張り上げる大事な役割もあります。しかし、硬くなってしまった僧帽筋は、動きが悪くなり、顔を引っ張り上げる力が弱くなってしまいます。これが顔のたるみの原因となります。
手順
①床に体をうつ伏せにして寝ます。
②両手を床に付けて肩幅に開き、肘を伸ばします。
③胴体を床と並行に保ち両膝を伸ばしてつま先立ちになります。
④つま先を前にずらしながら、お尻を天井に持ち上げます。この時背中が丸まらないように頭からお尻までを一直線に保ちます。
⑤頭を両腕の中に入れ、目線はつま先を見ます。
⑥息を吸いながら肩甲骨を背骨から遠ざけるようなイメージで上に突き出します。この時肩甲骨から首の根本の筋肉まで力が加わっていることを意識しましょう。
⑦息を吐きながら肩甲骨を背骨に近づけるように中心に寄せていきます。
※心臓の高さよりも頭が低い位置にくるので、血液が頭部に流れていきます。そのため、顔の浮腫みやすい方にスッキリ感が期待できます。
※心臓などの持病がある方は行わないでください。
※背中が丸まってしまう方は、やや膝を曲げて行うと背中を一直線に保ちやすくなります。
※お腹の力が抜けてしまうと、肩や手首に負担がかかってしまうので注意します。
※目標回数:10回×3セット
writing by 池野百恵