肌に優しいのはどっち?刺激少なめクレンジングのオイルvsクリーム
あなたがクレンジング剤に求める最大の条件と言えば?「やっぱりすっきりよく落ちることでしょう」確かにクレンジングはメイク落としに使うものなので落ちやすいことは必須条件。でもそれだけで選んでいたら肌に負担をかけてしまっているかも?メイク落としの種類にはオイル、クリーム、ジェルなどがあります。一体どれが肌に優しいの?気になる質問を調べてみました。
クレンジング剤はその日の化粧の濃さと肌質で変えるべし!
パーティーの日、合コンの日、仕事の日、お休みの日。
その日のスケジュールによって当然メイクは異なるでしょう。
こってり厚めの化粧だったり、あっさりお休みの日ようの化粧だったり。
また季節によっても変わります。
効果の高い日焼け止めを厚めに塗っている夏の日と、そうでない日では化粧の落ちにくさが違います。
生理前の肌荒れしやすい時、肌が乾燥している時など、肌の状態も毎日変わりますね。なのにメイク落としはいつも同じもの?
それってNGです。
肌をいつもキレイに保つためには、その日の化粧の質、肌の状態と、それにあった特徴をもつクレンジング剤を使いましょう!
オイルクレンジングの特徴、そのメリットデメリットは?
オイルクレンジングの最大の特徴は「化粧落としの力が最強」ということ。
その理由はいろいろあるクレンジング剤の中で油分が一番含まれているからです。
コスメは油で出来ていますので、「油は油で落とす」という原理でよく落ちるのですね。
メリット
●手早くすっきり落ちる
●あえて専用リムーバーを使用しなくてもポイントメイクまでスッキリ
デメリット
●界面活性剤が大量に入っている
高い洗浄力を持たせるために洗剤や石鹸に含まれる界面活性剤。
生活になくてはならないものですが、肌に長期間使用すると、肌の角質が溶けて肌本来のバリア機能が低下すると言われています。
●乾燥がすすむ
オイルクレンジングは洗顔後肌に油が残りやすく、化粧水や乳液を染み込みにくくします。
保湿が十分に行われないので肌の乾燥が進みます。
●油が酸化しやすい
オイルクレンジングに含まれる油が酸化しやすいデメリットがあります。
特にオーガニックのものは防腐剤が配合されていないため劣化が早いので注意が必要です。
オーガニックでない場合も酸化を防ぐための防腐剤が大量に含まれる場合があるので、どちらも肌に負担をかけてしまいます。
クリームクレンジングの特徴、そのメリットデメリットとは?
クリームクレンジングとは、保湿効果のあるワセリンなどにクレンジング効果のある成分を混ぜて作ったメイク落としです。
柔らかなテクスチャーのクリームを肌に塗りながら化粧を浮かし、落としていきます。
メリット
●保湿しながらメイク落としできる
基材となるワセリンなどの他に、美容成分が含まれている物も多く、肌の潤いをキープしながらメイク落としができます。
メイクを落としつつ肌の皮脂まで落として乾燥させてしまうのを防げるので、乾燥肌タイプはこのクリームが特におすすめです。
●肌をこすりすぎない
クリームタイプなので肌をごしごしと擦らず、摩擦を最小限で抑えることが出来ます。
デメリット
●化粧落とし効果が他のと比べて低い
オイルクレンジングに比べると洗浄効果は低いです。
これはオイルや界面活性剤があまり含まれていないことに起因します。
こってりメイクの場合は専用リムーバーを使用しないとポイントメイクが落とせないというデメリットがあります。
結局どのクレンジングいいの?
肌に優しいのは「クリーム」。
化粧落としの効果が高いのは「オイルクレンジング」です。
多くの方がやりがちな間違いは一番落としにくいリップティントやウォータープルーフアイメイクを基準にクレンジングを選ぶことです。 これでは肌に負担をかけてしまいます。
毎日使うものですから肌になるべく負荷をかけない「クリームクレンジング」を顔全体に使うのが良いでしょう。
目元口元のポイントメイクは専用リムーバーを使い、部分的にしっかり落とします。
結婚式の二次会やパーティーなど濃いベースメイクをした日はオイルクレンジングですっきり落とすのが良いでしょう。
その日の化粧のレベルに合わせて変化をつけさせるのが美肌への近道です。
肌に優しいのはどっち?という質問ではクリームクレンジングの勝ち!
乾燥を防ぎながらメイクをじっくり落としてくれます。
クリームタイプはメイクを肌から浮かすのに少し時間がかかっちゃいますが、その苦労をしてでも使いたくなるメリットがたくさん♪
まだ試したことのない方は一度使った仕上がりを比較してみて下さいね。
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