仕事中・勉強中の眠気を一瞬で吹き飛ばす方法

やっぱりカフェイン

夜更かしした翌日や、お昼休み後の会議や授業中etc…。どうしても寝てはいけないのに、眠い!なんてこと、ありますよね。

そんな時、眠気を吹き飛ばすのに効果的なのは、やはりカフェイン。眠気の原因のひとつは、「アデノシン」という物質です。

脳の活動を抑えたり、脳全体を眠らせる働きのあるアデノシンが脳に蓄積されることによって、眠気が起こってくるのですが、カフェインには、アデノシンの作用を邪魔する働きがあるので、眠気を覚ましてくれるのです。

カフェインの効果

コーヒーや紅茶、緑茶にはカフェインが含まれていることはよく知られていますが、ココアやチョコレート、コーラ、栄養ドリンクにも含まれているのは見落とされがち。

ココアやチョコレートに含まれているカフェインの量は、コーヒーより少ないものの、覚醒作用のある「テオブロミン」という物質も含まれているので、お昼下がりのおやつに最適です。

ちなみに、カフェインの効果は、摂取してからだいたい15～30分くらいであらわれ、個人差はありますが若い人で1～2時間、高齢者で4～5時間効果が持続します。

ただし、頻繁に摂取していると、耐性ができて効き目が悪くなることもあるので、摂り過ぎには注意が必要です。

また、頭をすっきりさせる効果のある、ペパーミントやレモングラスなどのハーブティを飲むのもおススメです。自分の好みの眠気覚ましドリンクを選ぶとよいでしょう。

メントールもおすすめ

カフェインと並んで目覚まし効果の高いのが、ミントやハッカなどに含まれるメントールや、甘味料のキシリトール。

これらの成分が入ったガムをかむのもよいでしょう。口の中で清涼感が広がり、スッキリして眠気も吹き飛んでしまいます。

また、「かむ」という行為で、脳を覚醒させる神経伝達物質・セロトニンの分泌が促されるので、リズミカルにしっかりかむようにしましょう。

効果的なツボ

眠気覚ましに効果的といわれるツボをこっそり押してみても。

①中衝(ちゅうしょう)

手の中指で、人差し指側の爪の生え際から2mm下です。

反対の手の親指と人差し指ではさんで強めにもみましょう。

②合谷(ごうこく)

親指と人差し指のまたの間で、2本の指の骨が接する部分の手前、くぼんだところです。

反対の手の親指で、徐々に力を入れながら押しましょう。

目立たず、他の人に気づかれずに、頭をスッキリさせて眠気を吹き飛ばすことができるでしょう。