結婚に興味があるけど結婚願望がない!?独身女性の結婚に対する考え方
結婚に興味があるけど結婚願望がない!?独身女性の結婚に対する考え方

結婚に興味があるけど結婚願望がない!?独身女性の結婚に対する考え方

婚活ブームといわれて久しいけれど、独身女性は結婚に対してどのように考えているのでしょう。結婚相手を見つけるための情報があふれている今、アンケートで「結婚に興味があるのに『結婚願望がない』と言った経験はありますか?」と質問。「ある」と答えた人は54.8%、「(結婚に興味がないため)ない」と答えた人は20.5%、「結婚願望があることを周囲にも伝えているため」ない」と答えた人は24.7%でした。半数以上の人が結婚願望があっても「結婚願望がない」と言った経験があるという結果になりました。このあたりの微妙な心理についてコメントをご紹介しつつ、解説していきます。

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公開日:

結婚・夫婦・出産についてのアンケート

Q.結婚に興味があるのに『結婚願望はない』と言った経験はありますか?

回答時期:2014.07.18〜2015.12.31|154名が回答

ある:88名

ない(結婚に興味がないため):30名

ない(結婚願望があることを周囲にも伝えているため):36名

それはなぜですか?詳しく教えてください。

ある

当時、在宅介護で自分の事より、介護をしている祖母と過ごす時間の方が大切な時間だったから。

相手がいなくて、結婚できないかもという思いがあったから。

20代前半の頃に、漠然と結婚したいけど、そんな相手もいなかったから

結婚に対して彼がどう思っているかわからず、自分だけが考えてたら…、と不安なので、周りに対してごまかすために『結婚は別に・・』と言ったりする。

彼氏いないし、仕事忙しくて結婚から程遠いところにいるから。結婚したいなんて言ったら自分が可哀想に思える

ない(結婚に興味がないため)

結婚に興味がないとも言っていないし、結婚願望はあるとも言っていない。

ひとり暮らしの期間が長すぎて、誰かと一緒に生活をする自分の姿が想像できない

親がお金持ちで実家暮らし。今の生活基準を下げるくらいなら独身でいい!

趣味は旅行。年間3分の1は海外で過ごしています。結婚したらもう行けなくなると思うと、結婚にまったく魅力を感じない

専業主婦ならいいけど、仕事と家事両立とか無理!育児と家事やってくれる男子なら、結婚してもいいけど

ない(結婚願望があることを周囲にも伝えているため)

結婚したいと周りが知っている方が紹介してくれる可能性が高くなるかもですし、私は、付き合う=結婚なので、恋人にも早々に、結婚を考えて付き合っていると伝えています。

「いい人いたら紹介して」が口癖。がっついてると思われてるけど、絶対に結婚したいし、幸せになりたい!

私の夢はお金持ちの旦那様を捕まえて幸せな結婚をすること!もう30代後半だけど、ここまできたらもう絶対に引き返せない!

月2回はお見合いしてる。私も両親もかなり本気モード

昔から好きな人の姓を名乗るのが夢だったので。残念ながら未だ夢はかなってません…。

結婚に興味があるのに『結婚願望がない』と言った経験あり…54.8%

結婚に興味があるのに『結婚願望がない』と言った経験がある女性のコメントを見ますと、大きく2つのパターンに別れます。「周囲の目が気になるため」という意見には「年齢的にも周りからうるさく言われて、めんどくさくなって(笑)」「負け犬扱いされたくなくて」などあり、「負け犬」という言葉が目立ちました。

確かにインパクトのある言葉ですが、「負け犬の遠吠え」(酒井順子著)というエッセイがベストセラーになったのは2003年で今から11年も前のこと。それでも、いまだに「どんなに美人で仕事ができても“30代以上・未婚・子ナシ”は女の負け犬!」という言葉に縛られている女性がいて、そんなレッテルを貼る男性も多いというのは悲しい事実。

一方で、「結婚に対して彼がどう思っているか分からず、自分だけが考えていたら……と不安なので、周りに対してごまかすために『結婚はべつに』と言ったりする」「今の彼は結婚願望がなくて、私ひとりが『結婚したい!』と騒げないし、周りにも言えない」という、結婚願望のない彼との付き合いで周りに結婚願望がないと言っている女性もたくさんいます。

結婚に興味なし…20.5%

「そういう相手の人だと感じた時が『結婚するとき』だと思っていたので、取り立てて結婚願望はなかったです」という女性をはじめ、そもそも結婚に興味がない女性もいます。「ひとり暮らしの期間が長すぎて、誰かと一緒に生活をする自分の姿が想像できない」、「他人と生活するイメージがつかめない」、「もう(自分のための)家まで買っちゃったから」など、今の生活に満足していて自由を失ってまで結婚しなければならない必要性を感じていないというコメントも目立ちました。

「結婚している友達があまり幸せそうじゃないから。同棲まででいいかな」、「専業主婦ならいいけど、仕事と家事両立とか無理! 育児と家事やってくれる男子なら、結婚してもいいけど」というように、仕事と家事と育児をこなす自信がない、結婚に夢を見られないという現実がそこにはあります。

結婚願望を素直に伝えている…24.7%

「絶賛婚活中!」、「月2回はお見合いしている。私も親も本気モード!」、「周りに伝えている方が紹介してくれる可能性が高くなりそうだし、付き合う=結婚なので、恋人にも結婚を考えて付き合っていると伝えています」など、婚活に力を入れている女性のポジティブなコメントが続々と届きました。

「声に出さなきゃ良縁はやってこない!!」、「結婚は人生最大の就職活動!生半可な気持ちじゃ良い男と結婚できません!」など、スローガンのような言葉も並びます。本気で婚活をするとなると、費用がかかりますし、家事力と女子力磨きなどで忙しくなってしまいます。結婚という目標を早く達成させるために、声を出して周りの協力を求めようという積極的な姿勢も婚活には大事だといえるでしょう。

婚活をビジネスとして捉えることに抵抗を感じる人、周囲との視線や人によって違う結婚願望の温度差を敏感に感じとり、興味はあっても「結婚願望はない」と言ってしまう人がいる一方で、とにかく早く夢を叶えたいと真っ直ぐ結婚に進む人もいます。

婚活といっても、出会い方はいろいろですし、実際の結婚生活は自分たちで作っていくもの。ご縁を感じられる素敵な人と出会うチャンスを「結婚願望ないですから!」の一言で逃してしまうのは、やはりもったいないですよね。「負け犬」とか「婚活」という言葉のイメージにとらわれず、結婚についても自由な発想で考え直してみてもいいと思うのです。

【記事提供:ラブリサーチ】
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