お寿司は太らない?ダイエット中の回転寿司の食べ方
『ダイエット中にお寿司…う~んお米が太りそう↓』こんなふうに想像してしまう方がとても多いのです。お寿司は太りません!お寿司はダイエットには大変有効な『日本食』なのです。今月は『お寿司のお作法』のお勉強を致しましょう♪
目次
お作法①「お茶を召し上がれ」
回転寿司の特徴の一つに、お茶のセルフサービスがあります。
このお茶が美味しいか否かで、そのお店のこだわり度合も解るかも!?
なんて言われていますが、この粉末状のお茶に抹茶が入っていればもっと素晴らしい!!お茶の栄養素である【ビタミンE】や【カテキン】にはコレステロールの抑制や【脂質】を分解する消化酵素(胆汁)を増やすなど、ダイエット効果が期待できます。
また魚介類等の生もののお寿司は冷たいものですから、ダイエットの大敵である【カラダの冷えの予防】の為にも、必ず温かいお茶を併せていただきましょう。
お作法②「必ず“にぎり”で召し上がれ」
お寿司のネタにはコレステロールの高いものもありますが、にぎりに使われる【酢めし】のお酢が、このコレステロールの中の悪玉を善玉コレステロールに替える働きがあるのです。
因みに一緒にたべるガリも同様な効果です。炭水化物は太る~なんて初歩的ミステイク思考の方は是非『炭水化物抜きダイエット』をご覧ください。
特に私たち日本人にとっての主食であるお米の代表的ビタミンには【B1】と【B2】があります。B1は【糖質】を、B2は【脂質】をエネルギーに代える力をUPさせますから、お米自体の糖質も、脂ののったお魚も全く気にせず食べてもOKと言う訳です。
お作法③「カロリーよりもそれぞれの効果を狙え!」
カロリーはあくまでも一つの目安でしかありません。カロリーが全てなら何故これだけ『カロリー、カロリー』と騒いでいる我が国で肥満が増えているのでしょうか?
お寿司を食べる時に大切なものコト、それはカロリーではなくそれぞれの食べ物の効果を狙って、チョイスすることです。
お作法④「赤身系の効果」
赤身のお魚には、ダイエット中のココロの不安定を図るHappyホルモンをUP↑させてくれる働きがあります。
例えばマグロ・カツオ・ハマチを各半貫(お寿司は本来2個で一貫と数えます)合計3個のお寿司でOKです。家族やお友達とシェアしてもいいかも♪
お作法⑤「青魚系の効果」
青魚にはDHAが豊富に含まれますので脳の活性化に効果大です。
また、血行を促進しますので冷え性の予防から、ダイエットにも有効です。
イワシ、アジ、特にしめ鯖などはおススメです。ただし、これらは生食が苦手であれば無理に食べる必要はありません。
お作法⑥「白身系の効果」
蛸、やりイカ、サザエ、帆立などには【タウリン】がたっぷりと含まれます。
これらは、肝機能を高めて胆汁の分泌を盛んにし、脂質を分解しますのでダイエットにはオススメです。
お作法⑦「巻物系の効果」
焼のりを使った“巻物”もダイエットに有効に働きます。まずは焼き海苔の【ビタミンB2】が摂取した脂質をエネルギーに代える力をUPさせます。
そしてのり巻きでは、シソや胡麻を併せて巻き込んだものがおススメです。これらはカルシウムを多く含みますので、脂肪の吸着を阻害します。
お作法⑧「軍艦系の効果」
軍艦には、旬を楽しむ桜海老やしらすなどにカルシウムが含まれています。
そして蟹やイクラには【アスタキサンチン】が豊富に含まれますので抗酸化作用も高く、ダイエットしながらアンチエイジングにもつながります。
お作法⑨「〆の逸品の効果」
お寿司の最後には必ずお味噌汁をいただきましょう。味噌に含まれる沢山の栄養素がコレステロールを下げたり、消化を助けたりと様々な活躍をしてくれます。
writing by 高梨由美