夏の紫外線対策！シミを作らないための日焼けケア法

油断できない日常生活

キレイに小麦色に日焼けした肌は、一見健康的に映りますが、実際皮膚は大きなダメージを受けているのです。紫外線による日焼けは、シミやしわをはじめとした皮膚の老化や、皮膚がんのもとになり、まさに肌にとって「百害あって一利なし」。

“日焼け”というと、海水浴後の赤くなって火照った肌などを連想させますが、日常生活で浴びる紫外線の蓄積によっても日焼けやシミはできてしまうのです。

洗濯物を干したり、ごみを出しに行ったり、近所まで買い物に行ったりetc…。少しの積み重ねがあなどれません。また紫外線は曇りや雨の日でも、冬でも降り注いでいるので油断は大敵です。

日焼け予防グッズ

日焼けを予防するためには、外出時での細かい工夫とスキンケアが大切。

外出時には、サングラスや日傘で紫外線を防御しましょう。黒いサングラスだと、瞳孔が開いて瞳へのダメージが大きくなってしまうので、ブラウンがおススメ。また、色よりも紫外線透過率が大切です。なるべく透過率の低いものを選ぶようにしましょう。

日傘も紫外線カット率に注意して選びましょう。布地は薄いものよりも厚手のものが、色は薄い色より濃い色のほうが効果的です。

紫外線は下からも

肌が露出する部分には日焼け止めは必ず塗るようにしましょう。額や鼻、頬など顔の中で突出した部分は特に紫外線の影響を受けやすいので重ね塗りをします。

地面からの照り返しや反射してくる紫外線にも注意。フェイスラインや首、うなじ、耳の後ろなどもしっかり防御するようにしましょう。

急激な日焼けはまず冷やす

真夏の炎天下、海水浴などで短時間に急激に日焼けをしてしまった場合は、どうすればよいでしょうか?

まず自分でできることとしては、冷やして炎症を抑えることが大切です。冷たい水で浸したタオルや、ビニール袋に氷を入れたものでしっかり冷やします。冷やした後は、低刺激の化粧水をたっぷりつけて水分補給をして、乳液やクリームでカバーします。

数日すると、角質が剥がれて皮がむけてきますが、無理に剥がさず自然にむけるのを待ちましょう。日焼け後、皮膚が赤くなってヒリヒリしたり、水疱ができたりした場合は、やけどをしたのと同じような状態なので、早期回復のためにも皮膚科で治療を受けるようにしましょう。

やはり美肌のためには日頃からの予防が大切です。「うっかり日焼け」には充分注意しましょう。