蚊に刺されやすい人の特徴とは?蚊に刺されにくくする方法
夏になると毎日のように現れては私たちを悩ませる蚊。蚊に刺されやすい人と刺されにくい人がいますね。刺されにくくするための5つのポイントをご紹介します。
目次
蚊に刺されやすい人とそうでない人の違い
蚊の季節がやってきました。外出先、家にいる時、容赦なく襲ってくる蚊。
同じ家に住んでいても、「自分はよく刺されるのに、家族はあまり刺されない」など、刺されやすい人、刺されにくい人がいます。
蚊にも好き嫌いがあるようですが、いったいどのような違いがあるのでしょうか?
蚊が好きなもの
蚊は、高い体温、皮脂、汗に含まれる水分と乳酸、二酸化炭素をめがけて寄ってきます。
つまり、体温が高くてよく汗をかく人が好みなのです。
また、お酒を飲むと、アルコールの分解によって吐く息の二酸化炭素が増えて、蚊に刺されやすくなります。
特にビールは、ビール自体の二酸化炭素の影響もあり、より刺されやすくなります。
太った人も、体の表面積が広いため、蚊にねらわれやすくなります。
血液型ではO型の人が刺されやすいというデータがあります。
詳しい理由はわかっていませんが、蚊が好む何らかの要素を持つ人が、O型には多いのではないかと考えられています。
また、蚊は視界が白黒で見えていて、黒や紺などの暗い色を好むので、黒い服を着ていると刺されやすくなります。
蚊に刺されにくくするための5つのポイント
①清潔を心がける
まず清潔を心がけること。特に足は汗がたまって特有の臭いがしやすく、蚊が寄ってきやすいので、汗をよく拭き、しっかり洗うようにしましょう。
②服装は白い服
服装は白い服がおススメです。白い服を着ていると、蚊が認識しづらくなるため、刺されにくくなります。
③うちわや扇子を持っていく
蚊は風を嫌うので、出かける時はうちわや扇子を持っていくようにするとよいでしょう。
④「流れのないたまった水」をなくす
蚊が繁殖するのは、日陰で水がたまっていて、流れていないところ。
例えば、庭に置いてあるバケツや、梅雨時に雨水がたまりやすい植木鉢の底などです。
水がたまっていると、そこに蚊が卵を産むので注意が必要です。
家から「流れのないたまった水」をなくすようにしてみましょう。
⑤布団のそばにレモンを置いておく
夜寝る時は、布団のそばにレモンを置いておくのも効果的です。
蚊はかんきつ類に含まれる香りを嫌い、寄ってこなくなります。
夏になると毎日のように現れては私たちを悩ませる蚊。
刺されにくい環境づくりで快適に過ごしたいですね。
writing by 松村圭子