心と体の不調はどこから?自律神経の乱れ度チェック
自律神経とは、心身共に興奮・活動モードにする「交感神経」と、リラックスモードにする「副交感神経」が、状況や環境にあわせて体内の様々な働きを調節する仕組み。ココロとカラダが元気でいるための土台は、自律神経のバランスが整っていることです。ここではまず、自律神経の乱れ度や、乱れやすいライフスタイルをチェックしてみましょう。
自律神経の乱れ度・乱れやすいライフスタイルチェック
チェックリスト
・食事の時間が不規則だ
・朝食を食べないことが多い
・イライラすることが多い
・寝つきが悪い
・寝る直前までスマホを使う
・朝起きても疲れやだるさがとれない
・運動不足だ
・緊張しやすい
・ココロもカラダも休まるときがない
・仕事や人間関係で悩みがある
上のチェックリストで当てはまる数が多いほど要注意。自律神経の乱れでココロとカラダに不調をきたしてしまいます。
自律神経の乱れ対処法 ①腸内環境を整える
自律神経と腸には密接な関係があり、腸内の状態が自律神経に影響を及ぼします。自律神経を整えるには、腸内環境を改善することが大切。
野菜や果物、きのこ類、海藻類などに豊富に含まれる食物繊維やヨーグルト、みそ、納豆などの発酵食品を意識して摂るようにして、腸内環境を整えましょう。
自律神経の乱れ対処法 ②起床後、朝日を浴びる
日本人の体内時計の周期は約24時間10分。つまり実際の1日より10分長くなっています。この体内時計の遅れを放置していると”時差ボケ”状態になり、自律神経が乱れてしまいます。
そこで、このずれをリセットするのに最も手軽な方法が、朝日を浴びること。起きたらまずカーテンを開ける習慣をつけましょう。そして、しっかり朝食を食べればココロもカラダも活動モードに。
自律神経の乱れ対処法 ③深呼吸
体の力を抜き、お腹を膨らませるイメージで鼻からゆっくり息を吸います。次に、お腹と背中がくっつくイメージで口からゆっくり息を吐きます。4秒かけて息を吸い、8秒かけて吐くようにします。これを2~3分間繰り返しましょう。
息をゆっくり長く吐くことで副交感神経が優位になり、リラックスできます。
自律神経を整えて、ココロもカラダも不調知らずのハッピーな毎日を過ごしましょう!
writing by 松村圭子