フェロモンとは色気ではない!?相手を惹きつける真の「フェロモン」を解説!
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フェロモンっていったいナニ!?媚薬のように語られるフェロモンの正体とは!?

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フェロモンって何?

「フェロモン系女優」「フェロモン系アイドル」etc…普段の会話の中でもよく出てくる、まるで人を惑わす媚薬のように語られるフェロモン。 そもそもフェロモンって何なのでしょう? カラダの中から本当に発散されているモノなのか、目に見えるのか見えないのか、人に対して実際どんな影響を及ぼしているのか? よく使われる割にははっきりとはわかっていない人も多いのではないでしょうか?

フェロモンは化学物質

一般的に「フェロモン」というと、パッと見た感じがセクシーであるなど、見た目のイメージでとらえられているようですが、本来のフェロモンの定義とはまったく異なるものなのです。 「異性を惹きつけるためのもの」という意味では間違ってはいませんが、実はフェロモンは化学物質。 動物の嗅覚でキャッチされる物質なのです。 昆虫、ウサギやマウスなどの哺乳類、ヘビなどの爬虫類にはフェロモンが存在し、異性とのコミュニケーション手段として使われているのです。

人間の体には存在していない

それでは、人間の体にもフェロモンは存在するのでしょうか? 答えはNO。 現時点の研究では、人間同士のコミュニケーション手段として「何らかの化学物質が使われている可能性がある」くらいしかわかっておらず、それがフェロモンかどうかもわかっていません。

「人間的」フェロモンとは?

哺乳類や爬虫類の場合、嗅覚には「嗅覚器(きゅうかくき)」と「鋤鼻器(じょびき)」という2種類の嗅覚器官があり、嗅覚器では主に匂い物質をキャッチし、鋤鼻器で主にフェロモンを感知します。 人間にも鋤鼻器が備わっている可能性が高いとされていますが、備わっていても胎児のうちに退化してしまい、大人になると機能していません。 鋤鼻器が発達している動物がなんだかうらやましいような気もしてきますが、それはちょっと違います。 人間の場合は、外見に惹かれ(視覚)、話をして気が合う(聴覚)、近づいて嗅ぐ(嗅覚)、肌と肌で触れあう(触覚)など、五感をフル活用した素晴らしいコミュニケーション手段があるのです。 これぞ立派な「人間的」フェロモンともいえるのです。

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