ファーストキスに満足してる!?500人に聞いたキスの理想と現実
漫画や映画に出てくるキスシーンはとてもロマンチック。「私もいつかあんなキスができるかも」「キスってとても素敵!」と心ときめかせた経験がみなさんあるのではないでしょうか。しかし、LCラブコスメが女性500名を対象におこなったアンケートによると、ファーストキスに満足している女性は全体の56%。半数は満足しているようですが、残りの半分は何かしらの心残りがあるようです。そこで今回はキスにまつわる「理想」と「現実」の差について紹介いたします。
キスの回数
女性が理想としている1日あたりのキスの回数は平均5.1回。寄せられたコメント見る限り、「おはよう」から「おやすみ」までの挨拶のキスで計4回。そして+αの愛情表現のキス、ということだそうです。しかし現実にしているキスの回数は平均2.7回。「もっとキスしたい」「足りない」「そういえばずっとキスなんてしていない…」と、なんとも切ないコメントが多く寄せられました。
けれど、1日2.7回できているのならいいのでは?と思うでしょうが、これはあくまでも平均であり、実際の回答にはかなりの差がありました。
どれくらい差があるのかというと、7割は「1回できればいい方」もしくは「1回だけ」、2割が「10回以上してる」「目があうたびにキスします(100回くらい)」という具合です。つまり、少数のキスをたくさんしているカップルが平均回数を押し上げているものの、実際のキスの回数はそこまで多くはない模様。
おうちデートやセックス以外のお出かけデートでは一度もキスをしないというのも不満の原因のひとつかもしれませんね。「せめて別れ際のキスだけでもしたい」というのは、どの女性にも共通する想いではないでしょうか。
キスの時間
驚くことに、1度のキス時間は「現実」の32.1秒が「理想」の10.7秒を上回る結果となりました。
「理想よりキスが長いなんて…!きっと、回数が少ないことで感じている不満も、1回のキスが長ければ解消されるはず」と考えたのですが、その推測はどうやら間違っていたようです。 コメント欄には「長すぎて息が苦しい」「疲れる。こんなに長時間するのは辛い」という意見がズラリ。
そう、女性は長すぎるキスは求めていないのです。どちらかと言えば触れるだけの優しいキスを数回。そして少し長めのものがあってもいいけど、それでも「10秒のキスを3セットが理想」など小分けにした方がいいとのこと。
たしかに、キスは男性が主導権を握ることが多いため、深いキスをしていると息を吸うタイミングがうまく掴めないという女性もいます。しかも、男女の肺活量の差は1000ml~1300mlもあると言われているため、男性がキスをしていて「苦しくなってきたな」と思う頃には女性側は酸欠に陥っていることも。
何事も加減が大切です。時には女性側がキスの主導権を握り、彼をリードしていきましょう。そして、理想のキスができたときには「このキス好き」の言葉を忘れずに伝えてくださいね。
ファーストキスの場所
それではみなさんのファーストキスはどうだったのでしょうか。たった一度きりのファーストキス。一生の思い出に残るものだから、初めてのキスはとびっきりロマンチックな場所でしたい!というのが乙女心。そんな気持ちを表すように、51.1%もの女性が「夜景や星空を眺めながらのファーストキス」に憧れていたと回答しました。
しかし、ファーストキスの主導権を女性側が握ったり、「こんなところでキスがしてみたい」と伝えることはほぼありません。どこでどんなファーストキスをするのかは、主に相手の男性に委ねられるわけですが、悲しいことにそんな女性のキスに対する憧れを男性は理解できていないようなのです。その結果、ファーストキスの場所は「彼や自分の家」に30%と多くの票が集まりました。ちなみに、実際に夜景や星空を眺めながらキスをした方は5.6%と少なめです。
コメントには「ロマンチックなものを想像してたのに…」「ショックであまりよく覚えてない」「あんまりドキドキとか実感する間もなく一瞬で過ぎ去ってしまった」という意見が並びました。
おうちデートでのキスも十分素敵ですが、女性が恋愛に求めるのは非日常。それがファーストキスであればこれまでの期待値も相まって、漫画のようなシチュエーションを思い描いてしまうのは、仕方のないことなのかもしれません。
ファーストキスのシチュエーション
ファーストキスの場所は重要ですが、それと同じくらい、いや、それ以上に「シチュエーション」は大事だと思いませんか? 理想のシチュエーションで最も票が集まったのは「ぎゅっと抱きしめられてからのキス」でした。
しかし、キスの現実はそんなに甘くはありません。最も多かったのは「『キスしていい?』と聞かれてからのキス」。女性は恋愛において、少なからず男性にリードされたいという気持ちを持っています。「突然キスされたほうが嬉しい」「していい?と聞かれるとは思ってなかった。返事したくなかった」というコメントにもあるように、「キスしていい?」と女性にお伺いをたててするキスは女性をがっかりさせてしまいます。男性側としては女性に無理強いさせないための優しさや配慮なのでしょうが、ここぞという時は少し強引かつ情熱的に求めてほしいというのが、少女漫画や恋愛映画の影響を少なからずうけている私たち女性の願いなのです。
ファーストキスの味
ファーストキスといえば?と聞かれてまず最初に思い浮かべるのは「レモンの味」ではないでしょうか。レモンというのは恋の甘酸っぱさを果物にたとえたものですが、実際、キスをするまでは約半数もの女性が「ファーストキスはレモンやフルーツの味がするはず!」と想像していたようです。
しかし現実は「無味無臭」が1位、続いて「タバコやコーヒーの味」がしたという女性が多く、「彼の口がタバコ臭くて、口の中が暫くタバコの味がしていた」「タバコを吸う人で、タバコ、臭かった!もっと、爽やかなイメージがあったのに」という意見がたくさん集まる結果となりました。
キスは甘酸っぱいものだと思っていたのに、実際にしてみたら苦かった、というのはショックかもしれません。また、少数ですが「レモンやフルーツの味がした」と答えた方もいらっしゃいます。男性側の配慮で甘いキャンディやミタブレットを食べたのかな?と考えると、素敵な心遣いに羨ましく感じますね。
漫画の世界の男性が現実には存在しないように、キスだって理想と現実は異なるもの。なかなか思い描いていたようはいきません。ファーストキスをもう一度やり直すことはできませんが、何年経っても好きな人とのキスは女性にとって大切な愛情表現の一つです。
「キスは彼からしてほしい」という気持ちもわかりますが、今現在、回数や時間に不満があるのならば自分からキスを仕掛ける勇気と勢い持ち、理想のキスへ近づけるための努力が必要なのかもしれません。
こんなキスが理想!
実は、男性と女性の思う「最高だ!」と感じるキスは異なります。女性はどちらかと言えば、ソフトで優しく、私を大切に思ってくれていると感じさせて欲しいもの。ましてやロマンチックなキスとなれば、尚更です。ですが、男性は違います。『女性は水の性質、男性は火の性質』というように、彼の心は燃え上がりやすいもの。舌を使ったディープキスなど情熱的なものを好むのだそうです。
『女性は水の性質』ですから、最初は優しく、そして時間をかけて激しいキスへと流れたいものです。男女のキスの傾向の違いから「ほんとはこういうキスがしたかった」と不満が残ってはいけません。お互いの理想を叶え、よりロマンチックなキスをするために、女性のほうがリードして、あまり彼をヒートアップさせない工夫が必要です。彼が激しいキスをしそうになったら「あとでね」と焦らすくらいがいいかもしれません。
同じキスといえど、どうせするなら記憶に残るくらい素敵なキスをしたいもの。恋人と一緒に工夫していくことで、ロマンチックなキスの経験を増やすことができます! 楽しみながら、ふたりの素敵な思い出をつくってくださいね。
【記事提供:ラブリサーチ】
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writing by ラブリサーチ