妊娠中のセックスは心配?赤ちゃんを守るために気をつけたい事
妊娠中のセックスは心配?赤ちゃんを守るために気をつけたい事

妊娠中のセックスは心配?赤ちゃんを守るために気をつけたい事

愛する人との子供が欲しくて、ついに妊娠!となるも、「10月10日」と言われる、およそ280日に及ぶ妊娠期間中、セックスをしてもいいのかどうか悩む女性は多くいらっしゃいます。ラブリサーチで行った『妊娠中のエッチで気をつけたことはありますか?』というアンケートによると、69.5%の女性が母体を気遣いながらセックスしていることがわかりました。

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結婚・夫婦・出産についてのアンケート

Q.【出産経験者に質問】妊娠中のエッチで気をつけたことはありますか?

回答時期:2016.11.04〜2016.11.19|113名が回答

はい:81名

いいえ:32名

【はいと答えた方】どんなことに気をつけましたか?詳しく教えてください

はい

20年も前の話ですけど…奥のほうまで入れないように気を付けていました。それと、浅くても激しく動かさないようにしました。

主治医の先生にエッチをしてお腹が張ったと言ったら、してはいけない行為ではないけれど、体調を考えて優しくしましょうね。と言われました。

あと、イクと子宮が収縮するのがわかり、キューッとおなかの張りが強くなったので、気持ちよくならないように他のことを考えて、気を散らしてました(笑)

エッチは正常位が多かったのですけれど、3ヶ月以降は回数を減らして座位に変えました。挿入後の運動もゆっくりとしてもらいました。 6ヶ月過ぎてからは、旦那が我慢すると自分で言い出しましたが、他のところで処理されてもいけないと気になったので、初めて手と口で処理してあげていました。

乳首を刺激すると子宮が収縮すると聞いたので、乳首へのタッチは避けてもらいました

妊娠中のセックスは負担になってしまうのか知りたいという人は、男女問わず大勢いらっしゃいます。今回は、妊娠中のセックスについてお話ししていこうと思います。

妊娠中でもセックスをしていいの?

妊娠中のセックスについては、基本的には問題ありません。ただ、流産や早産の危険があると言われている場合は控えるべきです。セックスだけではなく、リスクを伴う妊娠中には、不必要な刺激を与えない方がベストです。また、妊娠中の不正出血が見られるような場合も、セックスは控えた方が良いです。不正出血は、それ以外に何も自覚症状がなくても、異常妊娠のサインである場合があるからです。

妊娠後期になってくるとお腹が出てきて、うつ伏せになったり横向けになったりすることが難しくなってくるかもしれませんが、妊娠初期でまだお腹も目立たない頃は、特に体位なども制限はありません。ただ、妊娠初期にはつわりがひどく出て体調が優れない場合もあるため、その場合は無理にセックスするのは避けましょう。

逆に、妊娠中はセックスを我慢しなければならない、と思い込みすぎることで、二人がギクシャクしてしまうのであれば、コミュニケーションのひとつとして我慢せずに二人のセックスライフを楽しんでみるのも良いでしょう。「こうでなくてはいけない」と思い込みすぎずに、体調を見ながら二人のペースでセックスを楽しんで、お互い余計なストレスをかけないことの方が、胎児にとってもよかったりします。

体調を見ながら、身体に負担のかからない範囲で楽しむことが大切。ストレスの無いように、パートナーと話し合いながらコミュニケーションをとっていきましょう。

妊娠中のセックスでの注意点

生まれてくる赤ちゃんのためにも、注意すべき点を知っておきましょう。

お腹を圧迫しない

当然ですが、女性のお腹の中には新しい生命が宿っています。いくらセックスが大丈夫だと言えども、無理な体位を続けて、お腹を圧迫したり、子宮に過度の負荷がかかるようなセックスは控えるべきです。特に妊娠後期になるとお腹も目立ってきて、複雑な体位や体位変換が難しくなります。無理な体位変換をして、お腹を強く圧迫すると、切迫早産や切迫流産につながる可能性もゼロではないので、非妊娠時よりもお腹への負担は、男女ともに注意しましょう。

挿入は深くしすぎず、浅めで楽しむ

基本的にはセックスは問題ないですが、子宮口を強く刺激するような深い挿入や、子宮口を刺激するような激しい前戯は妊娠中は控えましょう。子宮口をペニスなどで刺激したからといって出産が誘発されるわけではありませんが、あまりにも強く刺激しすぎると、時期によっては子宮口が開いてしまって早産につながる場合もあります。女性の体をいたわりながら、浅めを意識してセックスするのが良いでしょう。

コンドームは必ず着用する

妊娠を希望しているカップルにとって、コンドームを使わずにセックスすることは当たり前になっていたかもしれませんが、妊娠中は必ずコンドームを着用してください。コンドームは、避妊のためのものだけではありません。コンドームを着用することによって、性感染症を防ぐことができます。

妊娠中には抗生剤の使用ができないため、性感染症にかかってしまっても適切な治療を行えないことがあります。また、感染症によっては胎児に大きな悪影響が出てしまうものも。念には念を入れるという意味でもコンドームは着用するべきです。感染症の中には、妊娠中に病気にかかると、生まれてくる子供の知能や運動能力などに重篤な障害が残る場合があります。将来の子供の一生に関わることなので、くれぐれも注意しましょう。

妊娠中のセックスはどんな方法がオススメ?

先ほどもお話しした通り、妊娠中は子宮口を強く刺激するのは控えて、お腹を圧迫していないか注意しながらセックスして欲しいところです。あれこれ考えすぎると、セックスを楽しめなくなってしまう、という二人のために、妊娠中でも刺激を与えすぎないテクニックをいくつか紹介します。

ソフトセックスを楽しむ!

いつもは激しいセックスが好みのカップルも、妊娠中はいつもと違うソフトセックスを楽しんでください。膣内を刺激する前戯だけではなく、全身を焦らしながらゆっくり時間をかけて楽しんでみてくださいね。

オススメの前戯テクニック

まずは前戯から。膣内を長時間刺激するのではなく、乳首や脇、背中など、いつもは触れないようなところを触れてみて、じっくりとクリトリスまで責めてみてください。個人差はありますが、妊娠中は濡れにくいという女性も多いので、前戯にたっぷり時間をかける方が良いでしょう。女性の体は全身が性感帯です。パートナーと、新たな性感帯を探しながら前戯を楽しんでみてください。

オススメの体位

挿入は、お腹に負担をかけないという意味で、正常位や座位といった体位がオススメです。お腹の大きさが気になるときは、四つん這いになって後背位や立位でのセックスも良いですよ。興奮が高まりすぎて、脚などで腹部を圧迫してしまわないように気をつけてください。

もしも中に出してしまったら?

ナプキンやおりものシートを使う

  • ・トイレに行ってふき取った後、ナプキンをつける
  • ・自然に出てくるのは香り付きのおりものシートでカバー

疲れていて早く寝たい日は、ティッシュなどで不要な精子をふき取ってから生理用ナプキンを使うと便利です。夜用ならどんなに寝相が悪くても漏れをしっかりガード。シーツや布団を汚す心配もありません。お尻のほうまで流れてくる精子が不快な場合は、ティッシュを三つ折りにして膣のあたりに当ててからナプキンを使ってもいいでしょう。

精子の生臭いニオイが気になる方は、香り付きのおりものシートを使う方もいました。翌朝、お手洗いに行ったときも嫌なニオイで気分を損ねることなく、ナプキンを交換することができそうですね。

シャワーを浴びる

  • ・お風呂できれいに洗い流す
  • ・お風呂できれいに洗い流す
  • ・シャワーの水圧を利用して洗い流す

ラブタイムの後は「お風呂へ直行!」という声も多く聞かれました。シャワーでアソコをきれいに流せば衛生的にも良いですし、精液のベトベト感からも解放されて心地よく眠れそうです。

時間に余裕がある日はバスタブにお湯を張って、お風呂でセックスの余韻に浸るのもいいかもしれません。あらかじめ香りのいい入浴剤を用意しておくなど、バスタイムも含めてセックスを楽しめば二人の愛もさらに深まるはず

シャワーだけではしばらく時間が経った後に精子が流れ出てきてしまうこともありますが、ゆったりとお風呂につかったり髪の毛や体を洗ったりすれば、自然と精子が流れ出て寝るときの“漏れ”も気にならなくなるはず

膣圧をかけて外に出す

  • ・トイレでお腹をぎゅーっと締めて絞り出す
  • ・腹筋に軽く力をいれ、溢れ出たものは拭う

膣やお尻の穴をキュッと締めたり緩めたりして、デリケートゾーンの締まりを良くする効果があるといわれる「膣トレ」。この動きを応用して、射精後の処理を行う方もいました。

精子を外に出すときは、「膣を緩める運動」に着目します。おしっこを勢いよく出すようなイメージで、3~5秒ほど腹筋に力を入れると、膣の奥に溜まった精子がニュルニュルと出てきます。精子の量にもよりますが、大体2~3回ほど繰り返せば、余分な精子がほとんど外に排泄されるはずです。

1回でまとまった量の精子が出てくるので、ベッドに横になったままやるときは、ティッシュを重ねてお尻の下に敷いてパートナーに手伝ってもらうといいかもしれません。

まとめ

妊娠中の女性の体はとてもデリケートです。セックス中に気分が悪くなってしまったら、気後れせずにパートナーに伝えてください。無理をしてしまうことで、女性がストレスを感じてしまうことは、胎児にとって良くありません。ストレスフリーでセックスを楽しめるかどうかを優先して、自分の体と胎児のことを最優先にセックスを楽しんでくださいね。

【記事提供:ラブリサーチ】
ラブサーチは、女性向けセクシャルヘルスケアブランド「 LCラブコスメ」が運営する恋愛情報サイトです。
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