優しい人ほど失敗する?相性の悪いパートナーを選んでしまう理由
優しい人ほど失敗する?相性の悪いパートナーを選んでしまう理由

優しい人ほど失敗する?相性の悪いパートナーを選んでしまう理由

恋のパートナーを選ぶことは人生においてとても重要な決断です。それが結婚相手ならば特に…。 しかしながら、互いに将来を誓い合ったものの、しばらく生活を共にした後にパートナーとの相性が合わないことに気づく人が多いのも現実です。最近の離婚率を考えるとあまりにも多くの人が“運命の相手”選びに失敗してしまう傾向にあるようです。 トロント大学で行われた研究結果によると、「優しい性格の人ほど相性の悪いパートナーを選ぶ傾向にある」ことも明らかになりました。そこにはいったいどのようなメカニズムが潜んでいるのでしょうか。 海外人気サイト「huffingtonpost」よりご紹介いたします!

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人はどうやって恋愛のパートナー選びをする?

「結婚」という重要なステージで多くの人が誤った判断をしてしまいます。人がパートナーを選ぶとき、経済的・外見的な面から判断する傾向にあるようです。でも、どんなにお金持ちで見た目が美しくても、根本的な相性がよくなければケンカの原因が増えて恋愛関係も崩壊し、幸せな結婚生活を続けることなどとても困難だからです。 トロント大学は、根本的に相性の悪いパートナーを選んでしまう原因のひとつに「優しい性格」があると判断しました。なぜこのような結論になったのでしょうか。

相手を傷つけたくない気持ちが判断ミスに

トロント大学の研究チームは、次のような実験を行いました。独身の男女数人を集めて、それぞれに3人の異性の情報を提示し、その中から1人を選んでもらいます。次に、その参加者に選んだ人物についてより詳細な情報を教え、魅力的とはいえない写真を見てもらいます。

ここからが実験のはじまりです。ある数人には「あなたが選んだ人はこのすぐ近くにいる」と伝え、残りの人には「この人物は近くにいない」と伝えます。 そのあと、参加者に「この人物と会ってデートしたいか」と質問をしたところ、「イエス」と回答したのは、近くにいないと知った参加者の場合6人中たった1人だったのに対し、至近距離にいるといわれた参加者の場合3分の1以上。つまり、近くにいると知った人の方が、圧倒的に多く「デートしてもいい」と回答したのです。

その理由を具体的に聞いたところ、なんと自分の好奇心や本心よりも「(近くにいる)相手を傷つけるかもしれない」という罪悪感からの理由が多く、科学者の予想を上回るほどの結果となりました。ほかの実験でも同じような結果が得られたことから、人は他人を傷つけたくないあまりに、自分の好みや理想を犠牲にしてまで相性の悪いタイプを受け入れてしまう傾向にあることがわかりました。

相性の悪い人とつき合うとどうなる?

「同情」や「思いやり」という言葉は美しく聞こえるものですが、これらの美しい言葉がいずれ不幸な関係を招くことになると考えるとどうでしょうか。パートナーと相性が悪いことに気づいたときにはすでに遅く、お互い長い年月を共にしてしまっているものです。恋愛関係は崩壊しているにも関わらず、別れにくい状況であることが多いため、そのまま生活を送り続ける夫婦も多いでしょう。

2人の幸せを最優先にして

人間は、無意識に他人にいい行いをしようとする生き物です。つまり、思いやりを大切にする傾向にあります。しかし、その思いやりが不幸な結婚生活を送る結果になるかもしれないと考えれば、確かに「優しい性格」は恋愛に悪い影響をもたらすかもしれません。

相手の気持ちを大事にすることは大切ですが、その前に自分と相手の「将来」を大事にするという視点を持てば、誤った判断を避けることはできるはずです。「幸せになりたい」という願いは誰しもが抱くもの。2人の幸せを最優先に考えることが、真の優しさではないでしょうか。

【記事提供:ラブリサーチ】
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