ニキビの治し方を徹底解説!1日でも早く綺麗な肌になるには?
ニキビができたらどうしたらいいのか、詳しく解説します!
ニキビの種類
ニキビは大きく分けると、白・黒・赤の3色があり、それぞれ対処法も異なります。
白ニキビは、皮脂が毛穴に詰まった状態。毛穴が閉じたままでぽつんとした白い点に見え、まだ炎症は起こっていません。
毛穴が開き、詰まった皮脂が酸化されて黒く見えるのが黒ニキビ。
白ニキビ同様炎症は起こっていません。 そして、白ニキビや黒ニキビが悪化して毛穴の内部が赤く炎症を起こした状態が赤ニキビです。
「思春期ニキビ」は、ホルモンバランスの変化で皮脂の分泌が過剰になることが原因。
一方「大人ニキビ」は、肌の乾燥やストレス、食生活の乱れ、不規則な生活、睡眠不足などが引き金となって、肌のターンオーバー(代謝)が滞ったり皮脂の分泌が増加することが原因で、さまざまな原因が複雑に絡むことが多いのが特徴です。
つぶしちゃいけないの?
ニキビができてしまったら、むやみやたらにつぶすのはNG。できるだけ触らないようにしましょう。
ニキビを無理につぶすとかえって悪化し、炎症による色素沈着が残ってしまうので注意が必要です。
ただし、場合によってはつぶしてもいいケースも。赤ニキビにおいては、つぶし方とタイミングが大切です。
赤ニキビのできはじめ、すなわち、ぽつっとできた赤みのあるニキビで、押すと痛みがあるような状態でつぶしてはダメです。
数日して炎症のピークが過ぎると、表面に白いものが透けて見えてくるようになります。
これが膿で、炎症が起こったあとの残骸。この状態がニキビをつぶす絶好のタイミングなのです。
ニキビを早く治す方法
まずは、肌を清潔に保つことが大切。洗顔は一日二回が基本です。
過剰な洗顔で皮脂を取り過ぎると、かえって皮脂の分泌を増加させてしまうので注意が必要です。
炎症を起こしていない場合は、毛穴の余分な角質や汚れを取り除いてくれる、ピーリング作用のある洗顔石鹸を使用してもよいでしょう。
ニキビをつぶす場合は、消毒した針でニキビの白いところをほんの少し刺して膿の出口を作ります。
そして、爪を立てないよう、指の腹でやさしく押して膿を出します。
その際、平らになるまで押し出そうとすると、炎症が広がってしまうので注意が必要です。盛り上がりの高さが半分になるくらいでやめましょう。
つぶしたあとは、消毒液で患部を消毒して抗生剤の軟膏を塗り、自然に治るのを待ちます。
ニキビの予防方法
大人ニキビは思春期ニキビと違い、さまざまな要因が複雑に絡んでいるため、対策も単純ではありません。
肌のターンオーバーを正常に保つには、規則正しい生活、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠が大切。
食生活では、ビタミンA、B群、Cをバランスよく摂取しましょう。
また、便秘が原因でニキビが悪化する場合も。ビタミン豊富な緑黄色野菜や、便秘を防ぐ食物繊維をしっかり摂るようにします。
ストレスも大人ニキビの大きな要因です。なるべくストレスをためないよう、日々リラックスする時間を持つことが大切。
writing by 松村圭子