衝撃のラスト!心に残る「バッドエンド」が印象的な映画10選
素敵でハッピーな映画もいいけどたまには刺激的で衝撃的な作品を。もう観たくないハズなのに何故かまた観たくなってしまうような結末の名作が勢揃い。今回は、胸に残る「バッドエンド」が印象的な映画を♡
心に残る「バッドエンド」映画
①チェンジリング(2009)
シングルマザーのクリスティンはLAで9歳の息子ウォルターと幸せに暮らしていた。そんなある日、留守番をしていたウォルターが失踪。誘拐か家出か理由も分からず5か月が過ぎた。
彼女は念願の再会を果たすがそこには見知らぬ少年が現れ、自分をウォルターだと言う…。クリントイーストウッド監督×アンジェリーナジョリーによるサスペンスドラマ。
②メメント(2001)
ある日レナードの家に何者かが侵入し妻がレイプされた後、殺害された。その衝撃でわずか10分しか記憶を保てない記憶障害になってしまう。彼は犯人を捜すため必死の行動を始める。
見たものを写真に撮りメモし、大事なことはタトゥーで身体に刻むことで犯人を追う。しかし追えば追うほど、更なる謎が広がっていく…。クリストファーノーラン監督作品。
③砂と霧の家(2004)
亡き父が遺した海辺の一軒家。娘のキャシーは結婚に失敗し夫に去られ1人で暮らしていた。そんなある日、税金未払いから政府の手違いで家が差し押さえられ他人の物となってしまう。
家を手に入れたのは政府で祖国を追われたベラーニ元大佐一家で、愛する妻と息子のため人生をやり直そうとやってきた。対立する2人だが、双方の思いが次第に激化していき…。
④オープン・ウォーター(2005)
バカンスでサーフィンを楽しむためカリブ海に向かうスーザンとダニエル夫婦。翌朝ツアーボートに乗り込み満喫し海面に上がると、スタッフの手違いで取り残されてしまう2人。
海のど真ん中、酸素ボンベは残りわずか。気付くとそこには無数のサメが現れ…。特殊効果やCGなしのリアルなサメがうごめく中で、撮影をした異色サスペンス。実際に起こった驚愕の実話!
⑤ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000)
セルマは周囲のあたたかな友情に包まれ息子ジーンと2人、慎ましく過ごしていた。しかし彼女は遺伝性の病で視力を失いつつあり、手術しない限り失明の危機が息子にも迫っていた。
内職もして息子のために手術費用を貯めていた。ある日セルマは突然仕事を解雇され、貯めていたお金まで盗まれてしまう…。ビョークの“魂の叫び”をぜひ!
⑥オールドボーイ(2004)
平凡なサラリーマンのデスは娘の誕生日プレゼントを抱え帰宅途中、何者かに誘拐される。理由も分からぬまま部屋に閉じ込められ15年の月日が過ぎたある日、突如解放される。
知り合った美女ミドの元で復讐を誓うデス。謎を解くため翻弄する中、現れた男ウジンに5日間で監禁の理由を解き明かせと迫られ…。デスが辿り着いた先に、驚愕の真実が待ち構えていた。
⑦ファニーゲームU.S.A.(2008)
湖畔の別荘で過ごす3人家族のもとに、隣人が訪ねてくるところから始まる悲劇。卵を分けてほしいとやってきた感じのよい美青年に、母親のアンは快く渡すのだが落とされてしまう。
礼儀正しく振舞う彼らだったが「賭けをしないか?」と、突如冷酷で残忍なゲームが幕を開ける…。巨匠ミヒャエルハネケ監督がセルフリメイクし、豪華俳優が集結した傑作。
⑧ヒミズ(2012)
どこにでもいる平凡な中学3年生の祐一の夢は“ごく当たり前のまっとうな大人になること”。同級生の景子の夢は”愛する人と支え合いながら人生を歩むこと”だった。
そんな“ふつうの未来”を思い描いた2人の日常があることで、絶望と狂気に満ちたものへと一変してしまう。監督は鬼才:園子温×原作は奇才:古谷実×染谷将太×二階堂ふみの最恐タッグ。
⑨息もできない(2010)
借金取りのサンフンは、母と妹の死の原因を作った父に対し激しい怒りと憎しみを抱き社会の底辺で生きている。ある日ぶつかって文句を言ったことから知り合った、女子高生のヨニ。
父からの強権的な暴力と弟との関係に悩むヨニ。“家族”という逃れられないしがらみの中で、心が傷だらけの2人は引き寄せ合い2人だけで泣いた。やがて静かに運命の歯車が動き出す…。
⑩黄色い星の子供たち(2011)
1942年ナチス占領下のパリ。ユダヤ人を示す黄色い星を胸につけることに嫌悪感を抱きながらも、家族とのささやか幸せが続くことを信じる11歳の少年ジョー。
しかし1942年7月16日、ユダヤ人一斉検挙が始まり1万3000人もの人が競技場に収容されてしまう。過酷な運命に翻弄された子共たちの視点から描かれたトゥルーストーリー。
夢も希望もない映画から学ぶもの
いかがでしたか?普段ならなかなか挑戦しにくいジャンルで、実話から出来た作品もたくさん。どれも暗く鬱になりそうで、胸が張り裂けるようなドン底気分になる作品が目白押し。
しかし目を背けたくなるような「バッドエンド」だからこそ、そこから学ぶものはとても大きい。視聴前は覚悟を持って、とびきりダークな映画を観て下さいね♡
writing by love recipe編集部