ダイエットの味方!”痩せ脂肪”を活性化させる6つの食材とは?
食欲の秋、どうお過ごしですか?この時期はダイエットしたくても、美味しいものの誘惑がたくさんでなかなか…。また、だんだんと寒くなってきて、体を動かすのも億劫になりがち。ところでみなさんは”痩せ脂肪(褐色脂肪)をご存知ですか?脂肪組織でありながらも、ダイエットの味方である、”痩せ脂肪”を効率的に利用してダイエットできる方法と、さらにその痩せ脂肪を活性化できちゃうカンタンレシピをご紹介します☆
”痩せ脂肪”って一体なに…?!
脂肪には二種類あることをご存知ですか?
一つ目は、食べ過ぎなどによって必要以上のカロリーを摂取した時に蓄積され、ぜい肉の元となる脂肪、いわゆる体脂肪である”白色脂肪細胞”。
二つ目は、白色脂肪細胞を熱に変換させ、消費カロリーを増加させる効果のある”褐色脂肪細胞(痩せ脂肪)” があります。
褐色脂肪は基本的にリンパのあるところに存在し、首や肩・肩甲骨の周辺と、わきの下などにあると言われています。
また、褐色脂肪細胞は赤ちゃんの時が一番のピークで、その後年齢とともに減少していくと言われています。
減ることはあっても増やすことはできないので、この褐色脂肪細胞を、どれだけ活性 化させて脂肪を燃焼できるかが、ダイエットのカギとなります!
痩せ脂肪を活性化させる6つの食材
私たちの体(皮膚や消化器)には、”トリップチャンネル”と呼ばれる温度センサーがあります。
このトリップチャンネルにはトリップV1, トリップA1, トリップM8と3種類あり、それぞれ違う食材によって交感神経を通して刺激され、痩せ脂肪に作用します。
ではそのトリップチャンネルを活性化させる食材には、どういったものがあるのかを具体的に見ていきましょう。
青魚
サバ、アジ、イワシなどの青魚の油に含まれるオメガ3脂肪酸のDHAやEPAが、トリップV1を刺激します。
また、これらの脂肪酸には善玉コレステロールを増やしたり、血圧を下げたりする効果があることも有名です。生食の方がDHAやEPAを効率よく吸収できますよ。
玉ねぎ
玉ねぎに含まれるアリシンという成分が、トリップA1を刺激します。
にんにく
玉ねぎと同じくアリシンを含みます。
生姜
生姜の辛味成分のジンゲロールがトリップV1に作用します。体を温める効果もありますね。
唐辛子
辛味成分であるカプサイシンが、トリップV1を刺激します。
ミント
ミントに含まれるメントールや乳酸メンチルが、トリップM8に作用します。
痩せ脂肪を活性化させる!簡単レシピ紹介♪
~アジのサラダ風タタキ~
※イメージ画像です。
【材料(2人分)】
・アジ刺身 一尾分
・玉ねぎ 1/2個
・万能ねぎ(小口切り)5本分 ・ミントの葉 3枚
・大葉 1枚
・生姜(すりおろし) 小さじ1/2
・にんにく(すりおろし) 少々
・醤油 小さじ2
・オリーブオイル 小さじ1
【作り方】
1. アジの刺身は千切りにする。
2. 玉ねぎは薄くスライスし、水にさらす。ミントの葉は細かく千切りにする。
3. 生姜、にんにく、醤油、オリーブオイルはよく混ぜてドレッシングを作る。
4. アジ、玉ねぎ、ミントの葉、万能ねぎにドレッシングを合わせて、よく混ぜ、大葉をしいた上に盛り付ける。
☆痩せ脂肪活性化効果バッチリの、薬味たっぷりアジのたたきを、サラダ風にアレンジ。意外ですが、ミントは和風の味付けによく合いますよ。
痩せ脂肪を活性化させるレシピのご紹介、いかがでしたか?
活性化させる食材には生姜や唐辛子、ミントなど、なかなかメインで食べられるものが少なく、一見難しそうですが、青魚のメニューとうまく組み合わせて、普段の食事に是非取り入れてみてくださいね。
また、ミントティーや生姜湯なども、トライしやすくオススメです♪
<監修ライター>
工藤あやこ
職業:料理人
資格・経歴
・栄養士・管理栄養士免許
・家庭科教員免許2種
病院で約7年間管理栄養士として勤務
カナダのビーガンレストランにて勤務
イギリスの日本食レストランにて現在勤務中
presented by MyReco(https://myreco.me/)
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