リバウンドの危険があるダイエット10パターン【後編】
ダイエットとひとくちに言ってもその方法は多種多様、その概念も様々ですが使い方を間違えればそこには沢山の危険が潜んでいます。病気になってしまうような方法は論外として、今回は『リバウンドの危険』があるダイエットの10のパターンをあげてみました。前編に引き続き、残りの5つのパターンをご紹介します。※ここでお話しする『リバウンド』には単純に「元に戻る」ということではなく、痩せにくくなると言う意味も含まれていますので是非ご参考になさってください。
パターン⑥ プールでのダイエット法
プールでダイエットを望む場合には次のことに留意しなければ逆効果となります。
筋肉を付ける程の運動量もなく、ただプールに入るだけでは痩せないことをしっかりと自覚してください。
体温より低い水温の中に長時間滞在することで体温が奪われカラダが冷えている状態ですから、身を守るために脂肪が付きやすくなります。
水の中で長時間過ごす方はカラダを温める事を心がけましょう。
でないとリバウンドはおろか、痩せにくいカラダになってしまう可能性が高いことを認識しましょう。
パターン⑦炭水化物抜きダイエット
炭水化物ってなんでしょう?実はこれは、人間のココロとカラダを正常に働かす為に欠かせない【三大栄養素】の一つである、糖質の仲間です。
中でも炭水化物は即効性のあるエネルギー源として必要不可欠なものです。
ですからそもそも抜いてはイケナイものなのです。日常的に糖質を摂りすぎているのでなければ、「抜く」必要はないものです。
糖質の著しいアップダウンこそがリバウンドの原因にもつながります。
パターン⑧ 誤ったファスティング
ファスティングを行う際には、その方法についての内容をよくよく検討する必要があります。
でないと逆効果、ファステイング終了後に大きなリバウンドが待ち構えている可能生大です!
必要最低限の栄養素は摂り込み、消化器の機能を完全に止めてしまうようなことはしません。
誤った理解のもとに行うファスティングにご注意!!です。
パターン⑨ カロリー重視のパターン
現代における食生活の問題点として上げられることの一つに『カロリー重視』があります。
あまりにもカロリーを意識したメニューや商品が多い中で陥りやすいのは『カロリー重視の栄養失調』です。
カロリー計算はあくまでも目安であって、カロリーが全てではないことを理解しないでいると大きな失敗を犯します。
表向きのカロリーは目標値であっても、それを構成する要素に筋肉を育む為に必要な【タンパク質】、体温や皮膚の保護、ホルモンのコントロールに欠かせない【脂質】、必要不可欠なエネルギー源の【糖質】のバランスがとれていなければ全く意味の無いものです。
カロリーよりも『食べ合わせ』に気をつけた食事でなければ思わぬリバウンドが待っています。
パターン⑩ 楽をして痩せたいパターン
ダイエットに「筋力」は最も必要なアイテムですが、昔も今も楽をしてダイエットしたいと言う願いは変わらぬようですね。
カラダを使わないならアタマを使うしかありません!!
writing by 高梨由美