デリケートゾーンの洗い方とケア方法!下着にも気をつけよう!
デリケートゾーンのお手入れをしていますか?見えない部分だから、とつい手を抜いてしまいがちなデリケートゾーンですが、ケアを怠っていると雑菌が繁殖して嫌なにおいがしたり、かゆみ、黒ずみの原因になってしまうことも。欧米人にとっては当たり前となっている“デリケートゾーンのお手入れ”の方法を3つご紹介しましょう。
①洗い方
デリケートゾーンは複雑な構造をしているため、おりものなどの分泌物が乾燥した「恥垢(ちこう)」や汚れなどがたまりやすく、シャワーで流すだけではなかなか落ちません。
しかし、デリケートゾーンの皮膚はとても薄いので、ごしごしこすったりするのはNG。
石鹸やボディソープをよく泡立ててやさしく洗うようにします。
クリトリスの包皮に隠れている部分や、大陰唇と小陰唇の間の溝の部分などは、恥垢がたまりやすいので、丁寧に洗いましょう。
陰毛は、根元の皮膚の部分をマッサージしながら洗います。
最後にシャワーで十分にすすぎ、恥垢や汚れをしっかり洗い流しましょう。
ボディソープで洗うと刺激が強くてかゆくなる、というような場合は、デリケートゾーン専用の石鹸を使ってみるのもおススメ。
刺激の少ないもの、におい対策に重点をおいたものなどタイプも様々です。
一度試してみてもよいでしょう。
ただし、腟内まで洗うのはNG。腟内は常に弱酸性に保たれ、雑菌の繁殖を防ぐ「自浄作用」があります。
腟の中まで洗うと、自浄作用が低下してしまうので注意が必要です。
②アンダーヘアの処理
アンダーヘアを長く伸ばしっぱなしにしていると、ムレたりおりものや尿などがついてにおいの原因になることも。
アンダーヘアを短く整えておくことで、ムレにくくなり、清潔に保ちやすくなります。
ごわつきを抑えて手触りをなめらかにするには、アンダーヘア専用トリートメントなどを使ってみるのもよいでしょう。
③下着
デリケートゾーンは、ムレやすく皮膚が弱い部分。
下着は通気性が良く刺激の少ないコットンやシルクがおススメです。
汗をかいたときには早めにはき替えるようにして清潔を保つよう心がけましょう。
おりものが気になる場合はおりものシートを利用するとよいでしょう。
香りの付いたタイプ、肌触りや吸収力に重点をおいたものなど様々なタイプがあります。
「見えないところだから」と手を抜かず、見えない部分だからこそ正しい知識とお手入れで丁寧にケアをし、快適な毎日を過ごしましょう。
writing by 松村圭子