男子が浴衣姿を魅力的に感じる心理とキュンとくる仕草
いよいよ夏本番!!楽しいイベントが目白押しですね。お祭りや花火大会は、いつもは静かな夜の街や空を、賑やかに、色鮮やかに染めてくれる夏の風物詩ですね。それに彩りを添えてくれるのが、浴衣!特に女の子の浴衣姿は、いつもと違ったあなたを演出してくれます。そんなあなたに、男性の心もくすぐられるかもしれませんね。浴衣姿を、より魅力的に感じる心理をお伝えします。
可愛さを感じる内また歩き♪
浴衣の時の足元は、「下駄」ですね。カラコロカラコロ、と可愛い音を響かせながら、内またで歩いてくる姿に、男性は頬を緩ませてしまうでしょうね。
裾が大きく開かない浴衣は、自然と足運びも内またになります。その、ふだんのあなたには見られない、楚々とした歩き方に、男性は可愛らしさを感じるのです。
いつもより、歩みの遅いあなたに、男性も自然と気を使ってきます。たどたどしい不器用さを感じるのも可愛らしさの一つです。ですから、大胆に、大股になんて歩き方はしないようにね♪
うつむき加減で、うなじの美しさをひきたてよう!
浴衣の時は、髪形もアップにしたり、まとめ髪にしたりと、うなじの美しさを見せるチャンスです。男性は、奥襟から延びるおくれ毛が愛らしいうなじに、ドキッとさせられるハズです。
ちょっとうつむき加減になれば、その美しさをさらに強調できることでしょう。縁日にある、金魚すくいなどは絶好のチャンスかも^^自然な感じで、あなたの魅力が伝わります。
但し、奥襟は開き過ぎるとだらしなく見えてしまうものです。わざとらしさを感じると、逆に興ざめしてしまう恐れがありますので要注意ですよ!
袂の袖口をにぎる
洋服と大きく違うのは「袂(たもと)が長い」ということです。ひらひらと揺れる鮮やかさに、男性は魅力を感じます。
それに、何かをする時には、袂が汚れないように気を使いますよね。片方のたもとをすくい、気にしながら食事をしたり。
そんな細やかさからも女性らしさを感じるものです。ちょっと首をすくめて、袂の袖口を握れば、茶目っけも感じる可愛らしさに。衣の柄と、裾の柄が合わさって、とてもきれいに見えるのですよ。
浴衣を着ると、細やかさが必要になるのも、男性があなたを魅力的に感じる要因と言えそうです。
曲線はあなたの魅力をアップする
男性が女性を「可愛い」「美しい」と魅力を感じるひとつに、「曲線美」を感じる時というのがあります。浴衣は、洋服と違い長い袖を含めて一続きになっています。
女性の身体の美しさがより強調されるのかもしれませんね。座る時も、裾が開かないように横座りになります。
すると、自然に状態が曲線を描くことになります。それが、何となく、色っぽく、魅力的に感じるのです。日本の盆踊りも、腕の上げ方、小首のかしげ方など、曲線の美しさを感じる振りが多いように感じます。
浴衣そのものは、直線の作りなので、着ている女性が美しい曲線を描くことで、活き活きとした魅力を醸し出すのでしょう。しなをつくると、色っぽさが増すのは、このような理由かもしれませんね。
見返り美人
浮世絵師の菱川師宣(ひしかわもろのぶ)が描いた「見返り美人」をご存じでしょうか?
後ろ向きの着物姿の女性が、肩越しにこちらを振り向いている図です。ほんの少し膝を曲げ、からだ全体にしなをつくった女性は、何とも言えない魅力を漂わせています。
振り返る姿は、奥襟から覗くうなじも美しく、男性にとってはハッとさせられる仕草でしょう。和服を着た女性の美しさが凝縮された仕草なのかもしれません。
浴衣を着たら、いつもよりゆっくりと動くと、奥ゆかしい可愛らしさを表現できるのではないでしょうか。試してみて下さいね♪
writing by 武田亜季