真夏の太陽でムラなくキレイに肌を焼く方法
健康的に見える小麦色の肌ですが、紫外線は肌の老化を早め、また遺伝子を傷つけて皮膚癌などのリスクを高めてしまう恐れがあるので、注意が必要です。キレイな小麦色の肌をキープするためには、アフターケアが重要です。
小麦色の肌はセレブの象徴
小麦色に焼けた肌は、健康的でメリハリのあるボディラインを強調してくれます。
日本ではまだまだ美白ブームが続く中、フランスでは、小麦色の肌が美しいとされ、いかにキレイに肌を焼くかが大切。
「肌を焼いている」ということは、「バカンスに行っている」ということであり、小麦色の肌はセレブの象徴とも言えるのです。
キレイに焼くためには下準備が大切
肌を焼くからには、やはりキレイに焼きたいもの。
ムラ焼けしたり皮がむけたりすると不潔な印象になってしまいます。
ムラ焼けを防ぐためには、日焼けする前に肌の古い角質をきれいに取り除くことが大切。ボディスクラブで全身をマッサージし、顔にもフェイス用のスクラブで肌表面を滑らかにしましょう。
段階的に少しずつ焼く
日焼けをする時は、一気に短時間で焼こうとせず、何日間かに分けて、段階的に少しずつ焼くようにします。
短時間に強い紫外線を浴びると、肌荒れを起こしたり、「サンバーン」という火傷のような状態になることがあるので注意が必要です。また、日焼け止めクリームは必ず塗るようにします。
真夏のアウトドアや海では、SPFが30以上あるものがよいでしょう。
色ムラを防ぐために、日焼け止めは均一に塗り、塗り忘れのないようにします。
ネックレスや腕時計などは必ず外し、時々体位を変換してまんべんなく焼きましょう。
午前10時~午後3時の間は紫外線が特に強いので、この時間帯を避けて焼くようにします。
アフターケアをしっかり
キレイな小麦色の肌をキープするためには、アフターケアが重要です。
日焼けをした後は、肌の水分が奪われて、バリア機能も低下してデリケートな状態になっています。
しっかり水分を摂り、保湿効果のあるクリームなどでしっとりさせましょう。
肌にうるおいをキープすることが、小麦色の肌をキレイに長持ちさせる秘訣です。
無理に皮を剥くのはNG
赤くなったりヒリヒリして、サンバーンの状態になった場合は、すぐに冷たいタオルなどで冷やして鎮静させます。
皮が剥けそうな時は、無理に剥くと跡が残ってしまうことがあるので、自然に剥けてきれいになるまで触らないようにしましょう。
症状がひどい場合は、早めに皮膚科を受診して診察を受けることが大切です。
健康的に見える小麦色の肌ですが、紫外線は肌の老化を早め、また遺伝子を傷つけて皮膚癌などのリスクを高めてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
writing by 松村圭子