開き毛穴・黒ずみ毛穴・たるみ毛穴など、毛穴トラブル解消法
毛穴のお手入れの第一歩として、まずは毛穴について正しく理解することが大切です。
なんとかしたい毛穴トラブル
気温の上昇とともに、頬や小鼻のワキの毛穴が気になる季節がやってきました。
皮脂の分泌量が最も多くなる夏は、多くの女性が毛穴の開きに悩まされます。
毛穴トラブルには、主として①開き毛穴 ②黒ずみ毛穴 ③たるみ毛穴の三つがあります。
開き毛穴・黒ずみ毛穴・たるみ毛穴の違い
開き毛穴は、皮脂の過剰な分泌で毛穴が押し広げられた状態。
毛穴の中で皮脂や汚れなどが混ざってできる角栓が詰まると、さらに毛穴は押し広げられてしまいます。
角栓を放置していると、空気に触れることによって酸化されて黒くなり、黒ずみ毛穴に進行してしまいます。
また、紫外線に当たってメラニン色素が作られると、色素沈着を起こして毛穴が黒くなってしまうことも。
たるみ毛穴は、加齢によって肌のハリが失われて、毛穴もたるんでしずくのような形に見えるもので、頬を斜め上に引き上げると、毛穴が見えなくなります。
日々の洗顔が大切
開き毛穴や黒ずみ毛穴を作らせず、広げないためには、日々の洗顔で毛穴に皮脂や汚れを蓄積させないことです。
クレンジングでメーク汚れをしっかり落とした後は、もっちりとした泡での泡洗顔を。
きめ細かい泡を肌の上でくるくる転がしてマッサージするように汚れを取り込み、やさしく洗いあげましょう。
特に、皮脂分泌の多いTゾーン、毛穴の目立つ小鼻のワキ、頬は念入りに。
週に1~2回は、毛穴専用のパックを使用してもよいでしょう。
夏に毛穴トラブルが増える原因
夏はエアコンや紫外線などの影響でお肌は乾燥しがち。
べたつくからといって化粧水や乳液を省いたりするなど保湿をおこたると、うるおいを補おうとしてさらに皮脂の分泌が促されてしまうことに。
夏こそ化粧水をたっぷりと肌になじませ、乳液で水分を閉じ込めてうるおいをキープしましょう。
たるみ毛穴には、新陳代謝や血行の改善に効果のあるツボ押しを。
頬骨の下にあるツボは、頬のたるみを引き上げて毛穴を目立たせなくなる効果があります。
頬骨の下を指で痛気持ちいいくらいの強さで数回プッシュしてみましょう。
きめ細かい毛穴レス肌はすべての女性の憧れ。正しいケアで、毛穴レス美人を目指しましょう。
writing by 松村圭子