グルテンフリーの次は「レクチンフリーダイエット」がブームになる!?
本当に効果があるダイエットを探すのは、全世界の女性にとって永遠のテーマ。糖質制限、グルテンフリー…と次々に移り変わるダイエットのトレンド。毎年のように海外から新しいダイエットが到来しては、日本中でブームを起こしていますね。実は今、新たなるダイエット法「レクチンフリー」がアメリカで注目されているのをご存知でしたか?今後日本でもブームになりうる「レクチンフリーダイエット」について、ご紹介します♪
アメリカで注目の最新ダイエット!
Africa Studio/Shutterstock.com
ダイエット大国のアメリカでは現在「グルテンフリー」のトレンドが落ち着き、
聞きなれない「レクチンフリーダイエット」が盛り上がってきています。
カリフォルニアの医師スティーブン・ガンドリー氏が「栄養成分レクチンを控えることによって肥満のリスクを減らせる」と論じた書籍『The Plant Paradox』が、
全米でベストセラーになったのだそう。
「レクチン」の接種を控える食事方法はもともと心臓病や皮膚炎の治療のために行われてきたものですが、
その結果体重が減少した患者さんが続出しているのだとか。
高血圧や血糖値の値が高い人、胴回りに皮下脂肪がついたメタボリックシンドロームの人にもレクチンカットは効果的だった模様。
なんとガンドリー氏自身もレクチンをカットする食事法で30kg以上体重を落とした経験があるそうです。
「レクチン」は一見ヘルシーな食材に含まれる
「レクチン」というのは、野菜や穀物などの食材に含まれているたんぱく質のこと。
多く含まれている食材はお米やとうもろこしなどを含む「穀物」、
ナス・トマト・じゃがいもなどの「ナス科の植物」、
大豆やピーナッツなどのナッツを含む「豆類」、そして「乳製品」です。
一見とても健康的でダイエットに効果がありそうな食材にばかりですよね。
特にナッツや全粒穀物などは、体に優しいダイエット中のおやつとして食べている方も多いはず。
レクチンには細胞の免疫力を高める作用があるため体に良いと考え、ダイエット食品として提唱している専門家もいますが、
レクチンフリーダイエットの提唱者は「レクチンが食欲コントロール機能の低下や代謝の低下を招く」としています。
レクチンが胃壁を攻撃して腸もれ症候群(リーキー・ガット・シンドローム)を引き起こしたり、
胃壁を破って血液に流れ込み自己免疫疾患を引き起こすなど、不安になってしまうような事例も紹介されています。
絶対にNGというわけではない!
ここまでレクチンの恐ろしい面を紹介してきましたが、お腹に問題がなく肥満状態でもない一般的な方は、レクチンを含む食材の全てを排除してしまうのはおすすめできないそう。
「レクチンフリーダイエット」が体質に合うか合わないかは、素人目にはなかなか判断の付かない難しいダイエットのようです。
お米、大豆、じゃがいもを控えるというのは日本人の食生活を考えるとかなり厳しいので、
無理をせずに好きな野菜を含めて、炭水化物、たんぱく質を適度な量で摂るよう心がけましょう。
レクチンを特に多く含むインゲンなどの豆類はレクチンの作用によって吐血や嘔吐などの深刻な食中毒症状が出ることもあるそうですが、
そんなレクチンを減らすことができる調理法があります。
それは「十分に加熱する」こと。
レクチンはとても熱に弱いため、高温で調理することで含有率を1/100以下までに減らすことができるんです。
重曹を入れた水に半日程度浸し、水を捨て圧力鍋を使って高熱で15分程煮ると、毒性の強い豆類のレクチンをかなり減らせると言われています。
「レクチンフリーダイエット」を試してみたい方は、まずは食材を加熱してレクチンを減らしたものを食べるというところからスタートしてみてもいいかもしれません。
糖質制限やグルテンフリーに比べてなかなか複雑な「レクチンフリーダイエット」
果たして今後日本でもブームになるのか、要チェックですね☆
presented by MyReco(https://myreco.me/)
【関連記事】
・グルテンフリーの次は「レクチンフリーダイエット」がブームになる!?
・グルテンフリーの次は「レクチンフリーダイエット」がブームになる!?
・グルテンフリーの次は「レクチンフリーダイエット」がブームになる!?
writing by myreco