鬱陶しい「このままだと結婚できないよ」と言ってくる人をかわす方法
ライフスタイルの多様化により結婚そのものを選択しない女性も増えましたが、依然として「結婚こそ女性の幸せ」という価値観もつきまとっています。今回は、あなたの周りの「まだ結婚しないの?このままだと結婚できないよ!婚活したら?」と「結婚すべし攻撃」をしてくるおせっかいな人たちをかわす方法を紹介します。
【1】「結婚すべし」は一種の宗教
とある海外の社会学者はこう分析しました。日本人は無宗教と言いますが、誰でも大きなひとつの宗教に入信している、と言っても過言ではない。
それは「世間体」という宗教です。……言いえて妙な話ではありませんか。結婚していないと世間から一人前と認めてもらえない、これは日本独特の文化のひとつでもあります。
しかし、宗教にはまっている人には何を言っても無意味なもの。正論は通じません。同様に、「結婚すべし攻撃」にはそもそも真正面から対峙せず、適当に話を合わせておくという対処が大前提です。
【2】親や親族がおせっかいを言う理由は、「心配だから」。
女性は出産・育児のためのタイムリミットがあるため、とくに親などは「将来この子は頼れる伴侶や子どもを持てるのだろうか」と心配になってしまうようです。
ということは、「心配いらないよ」ということを示してあげれば、うるささは軽減されるはず。責任ある仕事に就いていること、充分な収入があること、将来に備えて蓄えをしていることなど、結婚をしなくとも一人で生きて行けることを示せば親も安心してくれるでしょう。
ただし、べったりと実家に居着き、生活費も入れていないなどの場合は説得力がありませんので、まずは家庭内での自立を目指しましょう。
【3】友人たちが薦めてくるのは「自分がよかったと思っているから」。
やたらと結婚を薦めてくる人の共通点。それは、自分が幸せな結婚生活を送っているということ。自分がよかったと思っているから人に薦めたい!……というだけの無責任なことが多いのです。
現に、これとは逆に離婚した人などは、夫婦のささいなトラブルを相談しただけで簡単に「離婚すべし」と言うものです。ですからあまり真に受けずに「へ~、結婚て、どんなところがいいの!?」などと結婚にまつわる幸せエピソードを聞いてあげましょう。会話の矛先をあなたではなく相手にしてしまうことで「結婚すべし攻撃」を回避してしまうのがオススメです。
厚労省のデータによると、男女ともに平均初婚年齢は上がり続けており、平成26年には女性の平均初婚年齢は29歳となりました。東京都だけでは30歳を超えています。このように晩婚化が当たり前になりつつある昨今、結婚に対する考え方も、変化のきざしを見せています。
どうしても結婚しなきゃと深刻に捉えすぎずに、「いいご縁があったら」というくらいで臨むほうが、素敵な出会いと巡り合えるかもしれませんよ。
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writing by TADACO