子宮周りの筋肉を緊張した状態から柔らかして、オーガズムを感じやすくなる体質へ
性器周辺の筋肉がコチコチに緊張した状態では、オーガズムを迎えてココロもカラダもリラックスするのは難しいもの。ここでは、骨盤底筋群を鍛えてしなやかにするストレッチをご紹介しましょう。
オーガズムとは
愛のあるSEXでオーガズムを感じることは究極のリラクゼーション。オーガズムとは、医学的には「性器周辺の筋肉が0.8秒間隔でリズミカルに収縮を繰り返す状態」です。
つまり、性器周辺の筋肉がコチコチに緊張した状態では、オーガズムを迎えてココロもカラダもリラックスするのは難しいということ。
そこでポイントになるのが、骨盤の底で子宮や膀胱などの内臓を支えている「骨盤底筋群」です。ここでは、この骨盤底筋群を鍛えてしなやかにするストレッチをご紹介しましょう。
①足指ストレッチ
末端からほぐすと、全身の筋肉がゆるみやすくなります。まずは足の指からほぐしましょう。
足の親指と人差し指をつまみ、前後交互に3回ずつ動かし、これを小指まで行います。次に、親指と人差し指を左右に引き離すように3回開き、これを小指まで行います。
②腰骨ストレッチ
両腕で両ひざを抱えて座ります。背中を丸めてグーッとお腹を後ろに引きながら、肛門に力を入れて10秒キープしたあと、力を抜きます。
③下半身全体のストレッチ
脚を軽く開いて、つま先を外側に向けて立ちます。肛門に力を入れながら、ゆっくり腰をおろしておしりをできるだけ床に近づけるようにします。
かかとをなるべくぴったり床につけるようにして、ゆっくり深く呼吸をしながら10秒キープしたあと、力を抜きます。バランスが安定しない場合は、椅子などにつかまって体を支えてもよいでしょう。
①~③を数回ずつから始め、慣れてきたら少しずつ回数を増やしていくようにします。骨盤底筋群をしなやかにして、ココロもカラダもリラックスできる体質を目指しましょう。
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writing by 松村圭子