オーガズムを感じる女性と感じない女性の違い6パターン
“心と体の満足”ともいえるオーガズム。感じ方もその程度も人それぞれです。ここでは、オーガズムを感じる女性と感じない女性の違いについてご紹介しましょう。
“オーガズム”の仕組み
性興奮の絶頂である“オーガズム”。
性反応には「興奮期」「平坦期」「オーガズム期」「消退期」と4つの段階があるのですが、最高の快感に達するのが「オーガズム期」。まず、キスや愛撫などの性的刺激で体が変化するのが「興奮期」。
腟が充血して愛液が分泌され、腟内が潤ってきます。さらに興奮が続いたあと、快感の頂点である「オーガズム期」が訪れます。
このとき腟周囲の筋肉が0.8秒間隔で収縮を繰り返します。その後、「消退期」に入り、体が元に戻っていきます。
違いの原因①冷え
性反応の初期、「興奮期」に起こるのは局所の充血です。
腟周囲に充血が起こった後、毛細血管から汗のように漏れ出た水分が“愛液”。
このような反応は、血行が悪いとスムーズに行われません。冷えがあると血行不良となり、濡れにくくなってしまうのです。
違いの原因②ストレス
ストレスがあると、自律神経の交感神経が優位になり、血管が収縮してしまいます。
そうなると、やはり血行が悪くなって濡れにくくなるのです。
オーガズムは、リラックス状態にあってこそ迎えられるもの。ストレスは大敵です。
違いの原因③運動
腟周囲の筋肉が収縮を繰り返す「オーガズム期」。運動不足で筋力が低下すると、感度もダウン。
腟周囲の筋肉を鍛えるには、「腟や肛門を締めてはゆるめる」を繰り返す”腟トレ“が効果的です。
違いの原因④水分補給
“腟から出た汗”とも言える愛液。十分に水分を摂取していないと水分不足で“汗”が出ず、濡れにくくなってしまいます。
違いの原因⑤睡眠
睡眠不足や不規則な生活は、自律神経のバランスを乱してしまいます。
自律神経の乱れは血行の悪化を招き、オーガズムから遠ざかってしまうことに。
ちなみに、夜寝ているときに分泌される「メラトニン」というホルモンは、性欲をアップすることが動物実験でわかっています。
違いの原因⑥ダイエット
過度なダイエットは女性ホルモンのバランスを崩します。
女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」は、潤いの元。うまく働いてくれないと、濡れにくくなってしまうのです。
いかがでしたか?生活習慣や体質を改善して、“感じやすい女性”を目指しましょう。
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writing by 松村圭子