女社会でのウワサや悪口を上手にやり過ごす方法
「ウラとオモテがある」と評される、女性同士の社会。ウワサ話や悪口などを目の当たりにした場合、どんな態度をとったらいいんでしょう?今回は、働く女性のみなさんに、女社会でのウワサや悪口とどのように付き合っているかをお聞きしました。
①悪口に同意しない
「誰かの悪口大会になった場合、絶対に話にのらないようにします。下手にうなずくとなにかあった時に『あんたも一緒に悪口を言っていただろう』と言われかねませんから。」(20代・女性)
仮に相槌として「そうですね」と言ったとしても、バレたときには「同意していた」とみなされてしまうもの。同意を求められたら「そうなんですか!」「意外ですね~」など、あくまで第三者的な立場からのコメントを言うようにします。
②悪口を言っている人を主役にスライド
「悪口の内容がもっともな場合、それに気づいたその人を褒めちゃいます。なんとなく、場が和むような気がします。」(30代・女性)
悪口には、背景に“もっとこうしたら良くなるのに”という気付きが隠れているものもあります。
そういう悪口をいう人は、向上心のあるタイプも多いもの。そこを褒めて、一緒に改善策を講じれば、その場がポジティブな雰囲気になるでしょう。
③自分も気をつけよう!と口に出す
「悪口には、自分もドキッとする内容もあったりするんですよね…。そんなときは私もそういうところがあるから気をつけます、と言ってしまいます。」(20代・女性)
悪口の矛先を引き受けることでその場の雰囲気が良くなり、あなた自身を前向きに印象づけます。
ただし、あまりやりすぎるとあなたが「悪口を言ってもいい対象」になってしまう恐れが。自分にあてはめて口にだすのは改善できる部分にしぼって、話題をあまり引っ張らないようにしましょう。
ウワサ話や悪口は、言っている人たちの間に奇妙な連帯感を生む行為。ですから、あまりに嫌悪したり、いつもその輪に入らないでいるのも、心理的に仲間とみなされなくなって弊害を生んでしまうことも。
女性の社会にウワサや悪口はつきもの!と割りきって、付かず離れずのお付き合いを心がけたいですね。
writing by TADACO