片思いの彼に失恋直後、恋愛相談していた男子に告られた話
小さい頃からずっと一緒でいつも相談やグチを聞いてくれる彼と!
「なんでも話せる男友達から…」
「今日も先輩かっこいいなあ」
「またその先輩の話かよー」
いつも相談や愚痴を聞いてくれる彼。
小さい頃からずっと一緒。
もう一緒にいるのが当たり前、そんな存在だった。
今日こそは行ってこいよ。
彼に背中を押してもらい、やっと先輩に告白…したのだけれど見事に失恋。
先輩には彼女がいたのだ。
『あーやっぱり私には恋愛なんて無理なんだー…誰かもらって……』なんていつも通り愚痴る私。
そんな私を急に抱きしめた彼。
ただただ驚いていると、絞り出すような声で「…もう俺にしとけ」
「関係を壊すのが怖いけど…」
一緒に笑うのが当たり前で、遊びに行くメンバーに2人がいるのも当たり前で、ふざけ合うのも当たり前だった。
そんな当たり前が当たり前じゃなくなって、意識しちゃって、好きだって分かったけど、関係を壊すことが怖くなる。
『俺お前すきだわー一緒にいて楽しいんだもん。俺ら最高の友達だよなー』なんて言うし。
でも、好きで、好きで、大好きだからいつか伝えてやるからね。もし、駄目だったとしても…やっぱすきなの。
writing by love recipe編集部