妊婦さんが摂取したらNGなものは?今こそ知っておきたいダメなものリスト
妊婦さんが摂取したらNGなものは?今こそ知っておきたいダメなものリスト

妊婦さんが摂取したらNGなものは?今こそ知っておきたいダメなものリスト

妊娠前は自分の好きなものを食べられたのに、妊娠したら食べたいものが食べられなくなると、ため息ついちゃいますよね。毎回、口に入れる前に調べたりして気が重くなったり、これなら大丈夫だろうと思っていたものも実は妊婦さんにはダメだったり…。妊娠中に口に入れるものは、赤ちゃんの栄養や発育につながるので、慎重にもなりますよね。これからお伝えする妊婦さんが摂取したらNGなものは、赤ちゃんに伝わる栄養素又は栄養、そして発育にかかわるので、妊娠中の方やこれからお母さんの予定になる方は知っていただきたいリストになっています。

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妊婦さんは食べちゃいけない生肉や焼き加減がレアなお肉

nadianb/Shutterstock.com

生肉や焼き加減がレアの状態のお肉には、胎児に悪影響を及ぼすトキソプラズマという原虫がいます。トキソプラズマに感染するとトキソプラズマ症を発症し、風邪のような症状が出たり出なかったりする人もいます。

この感染経路は猫の糞や生肉からの感染が多く、人から人への感染はありません。もしこのトキソプラズマ症にかかった場合の胎児の影響は、目の障害や脳の障害など重傷なことが多くとても怖い病気です。

*感染しないためには?

生ハムを摂取しないことや十分に肉を加熱するなどに加え、生肉を扱った調理用具は十分な洗剤と温水で洗浄する事が大事です。

猫を飼っている方は、自分の飼い猫がトキソプラズマを持っているかどうか獣医さんに確認してもらい、猫の排泄は自分で行わないようにしましょう。

実は妊娠さんには危険な卵の殻

Sea Wave/Shutterstock.com

卵の殻には、サルモネラ菌という食中毒をひきおこす菌が付着していることがあります。

サルモネラ菌は直接お腹の赤ちゃんに影響与えることはしませんが、急性の発熱と下痢、腹痛や嘔吐などを引き起こします。

下痢になってしまうと腸が激しく動くため子宮も収縮し、それで流産に至ってしまうケースも無いとは言い切れません。

*感染しないためには?

卵は新鮮でヒビが入っていないものを選んで、賞味期限を守るようにしましょう。また、卵を割ったらすぐに加熱して、割ったまま卵を保存することはやめましょう。

チーズには妊婦さんが食べて良いものと悪いものがある

Africa Studio/Shutterstock.com

ピザ、グラタン、ベイクドチーズケーキのような加工時に加熱されたナチュラルチーズや複数種類を混ぜて作っているプロセスチーズは問題なく食べられますが、ナチュラルチーズはだめです。

ナチュラルチーズといわれるチーズは以下のものが挙げられます。・モッツァレラチーズ・カマンベールチーズ・ゴルゴンゾーラチーズ・ブルーチーズ・チェダーチーズ・ゴーダチーズ・リコッタチーズ・パルミジャーノ・レジャーノチーズ(パルメザン)など。

なぜナチュラルチーズはだめかというと、これらのチーズにはリステリア菌がいる可能性が高いため、妊婦さんは控えるようにと言われています。

リステリア菌は胎盤を通して感染することがあるため、妊娠初期には流産のリスクが高くなり、早産や死産を引き起こすことが分かっています。

リステリア菌はそれほど強い菌ではないので、万が一感染したとしてもそれほど重症に至らないといわれています。ただし、妊娠中は免疫力が低下しているので、健康な人なら問題なくても妊娠している方は十分注意しないと重症になることがあります。

*感染しないためには?

加熱が一番です!

リステリア菌は75度で数分間加熱すれば死滅するので、グラタンやピザなどは安心して食べることができます。

またプロセスチーズなどは一度加熱してから作られているので、リステリア菌を気にせず食べることができます。

妊婦さんが注意したいお魚

UV70/Shutterstock.com

妊娠中は生魚(刺身など)を避けて毎回加熱するように心がけましょう。加熱せずにいると食中毒にかかるリスクが高くなってしまいます。

中でも生の貝類は特に新鮮なものでないと、食中毒を起こしやすいといわれています。ノロウイルスに感染すると、嘔吐・発熱・腹痛・下痢を引き起こし、赤ちゃんに影響が及ぶので気を付けましょう。

妊婦さんは控えた方が良い飲み物

Ruslan Mitin/Shutterstock.com

まずはみなさんがご存じの通りカフェイン。カフェインはコーヒー・緑茶・紅茶などに含まれています。

カフェインは妊婦さんには良くないと言われていることで有名ですよね。

どうしてかというと、カフェインには血管を収縮させる作用があることから、摂りすぎると胎盤に送られる血液が減ってしまう可能性があるからです。

そうなった場合、赤ちゃんに必要な酸素や栄養素が十分にいきわたりません。

また、カフェインは胎盤も通ることができるので、まだカフェインを分解できない赤ちゃんに届くと、発達障害や低体重児として出る可能性も高くなります。

カフェインは血管を収縮させる働きもあるので、早産や流産につながることもあります。

世界保健機関(WHO)によると、1日300mg(コーヒーの場合は2~3杯程度)であれば、妊娠中に摂取しても胎児に与える影響は少ないとされています。ただし、妊婦さんによって個体差もあるので「1日300mgなら確実に大丈夫」とは必ずしもいえません。

実際、緑茶やココアやエナジードリンクにもカフェインは含まれているので、気を付けたいところです。

妊婦さんがアルコールを摂取したらどうなる?

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妊娠中や授乳中にアルコールは飲んではいけないという話も、とても有名ですよね。アルコールを摂取した場合、赤ちゃんに対する影響はひどく奇形、低体重、脳障害など胎児性アルコール症候群引き起こす可能性があります。

意外!?妊婦さんはハーブティーにも気をつけて

Africa Studio/Shutterstock.com

ハーブティーにはリラックス効果があり、気持ちを落ち着かせる効能があるため、妊娠中のつわりや不安やイライラを軽減する効果を持っています。

ですが、ハーブティーでも妊娠中には飲んでいけないものもあるので、それだけ気を付けましょう。

例えば、ペパーミントやカモミール、ジャスミン、ハイビスカスなどは子宮収縮作用があるので控えてくださいね。

ハーブティ―でも妊娠初期に飲んではあまり良くないもの、妊娠中期は飲んでも問題ないといわれているものなどがあるので、ハーブティーの特徴をよく知ってから飲みましょう。

国立健康・栄養研究所からも、どのハーブを注意したほうが良いのかも記載されているので、一度目を通しておくのも良いかもしれませんね。

妊婦さんが飲んでも良い代表的なハーブティーは、タンポポ茶です。ただし、服用している薬によっては飲むのを控えた方が良いといわれる場合もあるので、かかりつけの医師に必ず確認してくださいね。

リラックス効果があることで知られているカモミールや、お肉料理で見かけることもあるローズマリーといったハーブが意外にも妊婦さんにはよくない場合もあるので、その点を気を付けながらハーブティーを選んでくださいね。

今回は妊婦さんが食べると危険な食べ物や飲み物を紹介いたしました。生まれてくる可愛い赤ちゃんのためにも、どういった食べ物や飲み物がダメなのかを確認しつつ、妊婦ライフをエンジョイしましょう♡



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