フルーツには適した切り方がある!?賢い切り方で時短と栄養を効率的にget♡
飾り切りすれば、パーティーやおもてなし料理をもっと華やかに彩ってくれるフルーツ。実は切り方を変えると摂取できる栄養価が増えることもあるって知っていましたか?切り方ひとつで時短になったり、普段やりがちな切り方より摂取できる栄養価をアップさせることもできるらしい♡今回は、そんな耳よりな情報をご紹介します。
フルーツのベストな切り方①レモンはX切りで果汁が3倍に!?
さっぱりと爽やかな香りのレモンは、料理をさらに美味しく仕上げてくれる万能調味料です。
またレモンに含まれるクエン酸は、ミネラルを腸から吸収しやすい形に変える効果があり、健康にも寄与します。
レモンの一大産地である広島県大崎上島の島民を対象に調査を行った県立広島大学保健福祉学部 理学療法学科 教授の飯田忠行先生によると、ミネラルのひとつであるカルシウムは人体に吸収されにくく、食事から摂取したものの70%は体外に排出してしまうとのこと。
しかし、日頃からレモンを積極的に摂取していれば、レモンに含まれるクエン酸がもつキレート作用によってカルシウムを腸から吸収しやすくし、血中カルシウム濃度を維持に貢献。結果骨密度が高くなると考えられているそう。
美容や健康、足腰の維持に不可欠なビタミンCやクエン酸を効率的に摂取するには、切り方にもこだわってくださいね。
実はレモンのベストな切り方は「X切り」。縦半分に切ってからくし形切りにするやり方を想像しがちですが、斜めに切ることで薄皮を避け果肉が均等に切れて、通常に比べ3倍の果汁を絞ることができますよ。
フルーツのベストな切り方②キウイは皮ごと輪切りで食物繊維が2倍に!?
日本でもポピュラーになったキウイ。ビタミンCやカリウムなどの栄養素が豊富です。さらに消化を助けるアクチニジンも含まれているので、肉料理や魚料理に添えて食べると良いですね。
食物繊維も豊富で、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスも良いので、便通改善の効果が期待できると考えられているんです。
30年にわたり4万人の腸を診てきた松生クリニック院長の松生恒夫先生によると、食物繊維を含む他の食材では、不溶性食物繊維の割合が多いことがほとんどだそう。
ところがキウイフルーツの場合、不溶性食物繊維2に対して、水溶性食物繊維1の割合(ゴールドキウイフルーツ「ゼスプリサンゴールドキウイ」)の食物繊維が含まれており、水溶性食物繊維が非常に多く含まれているとのこと。
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そんなキウイに含まれる栄養素を余すことなく摂り入れるには、「皮ごと輪切り」がベスト。スライサーで薄く切れば、皮ごと食べやすくなります。通常に比べて2倍の食物繊維を摂取できます。
さらに皮を剥く手間が省けるので時短にもつながります♪
「キウイの皮って食べられるの?」と考えている方も多いと思います。毛のあるキウイの皮を食べることに日本人は抵抗がありますが、キウイの本場ニュージーランドでは皮ごと食べる人もいるようです。
皮に栄養が豊富に含まれていることを知っているので、あえて剥かずに食べるようです。試してみる価値ありですね。
フルーツのベストな切り方③リンゴはスターカットでビタミンEが4倍に!?
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リンゴはどうやって剥いていますか?お弁当にも入れやすいくし形切りを選ぶ人が多いでしょう。
くし形切りは見た目こそ綺麗ですが、皮を剥くだけでなく芯の部分を切り取る際に多くの身を捨ててしまうことになります。これはもったいないですよね。
無駄なく食べるには、「スターカット」がおすすめ。リンゴを横に輪切りすることで芯のまわりも食べることができます。
なぜスターカットというかって?輪切りにした際、芯の部分が星形になることからこの名前で呼ばれているのです。
リンゴの皮には多くのポリフェノールが含まれており、皮ごと食べると4倍ものビタミンEを摂取できます。皮を剥く時間も節約できるうえ、見た目も斬新でおしゃれ♡
何倍もお得な切り方です。
いかがでしたか?フルーツの切り方は見栄えに関わるだけでなく、摂取できる栄養価にも影響を与えるとは驚きですね。皮むき省略で時短にもなるなんて、2度おいしい♡
せっかく食べるなら、おいしいだけじゃなく、豊富な栄養素もしっかり摂取したいですよね。フルーツの賢い切り方を取得して、無駄なく栄養を取り入れていきましょう。
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