あのグループに入りたい!テイストが合いそうな人と仲良くなる3ステップ
新年度を迎えてしばらく経ちました。そろそろ周囲の人となりがわかってきて、なんとなく“合いそう”な人たちの目星がついてきた頃ではないでしょうか。そんな自分とテイストが合いそうな人と、いっそう仲良くなる方法を考えてみたいと思います。
【1】キーマンは“ナンバー2”
仲間になりたいグループが決まったとても、子供の頃とは違いますから、イキナリ「入ーれーてー」と行くのはできませんよね。
そこで、まずはメンバーの中の誰か一人と距離を縮めて、その人にグループに入る橋渡しになってもらうとスムーズです。ターゲットはグループのナンバー2の子。
トップの子だと、みんなに紹介してもらった際に他のメンバーに「トップから押し付けられた」という印象を抱かれる恐れが、下位のメンバーではグループに引き入れてもらえない懸念があります。
【2】リーチするには「マンツーマンでごく軽く」から
お目当ての人が決まったら、接点を探し距離を縮めます。まずは相手が一人でいるチャンスを狙い、マンツーマンで接触します。
ただし、挨拶と軽い世間話程度のごく軽いものにするのが鉄則。マンツーマンになれたチャンスにできるだけ深い話をしたいところですが、人は急に擦り寄ってきた相手との深い接触は嫌がるもの。
しばらくは、2、3言葉を交わしたらこちらから「じゃ」と話を終えるようにしましょう。あなたの存在が印象づき、向こうからも挨拶などを交わしてくれるようになったら、その人がグループに居るときにも話しかけてみます。
【3】メンバー全員と浅く広くの交流
うまく一人と接近したことで、あなたはそのグループの近くにいても「違和感のない人」になりました。しかしいきなり「私もいっしょにお昼たーべよっと」などと自分からグイグイ行ってしまっては水の泡。強引な人と思われてしまいます。
ここはあせらずに、それぞれと交流するということを続け、メンバーみんなから「感じの良い人」という印象を持ってもらうことに努めましょう。ここまで来れば、仲間入りまでもうすぐです。
買い出しなど短時間の移動の際に思い切って「一緒に行ってもいいー?」と切り出して。違和感なく馴染めれば、これを続け、晴れて仲間入り完了です。
グループに入りたい理由を考えてみる
ここまで読んでみて「こんなにまどろっこしいプロセスを踏まなくてはダメなの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
もちろん、自分の状況によってはもっとコンパクトなやり方でもいいでしょう。でも、女子同士のグループは、第三者が思っているよりもデリケートで複雑な場合があるもの。
とくに、もしもちょっと浮いている人が「浮いた状況がイヤだから……」と急いで入れそうなグループを探している場合、それは必ず見抜かれます。
逆の立場だったら、どこかで利用されているような気持ちになるのではないでしょうか。人間関係づくりは一日で終わるものではありません。
ぎこちなく「入れそうな場所をさがす」というのではなく、本当に仲良くなりたい相手と関係を結べるように積み重ねてみてください。
writing by TADACO