芸人から学ぶ「愛され毒舌」と「嫌われ毒舌」の違いとは

嫌われ毒舌①：自分のダメ部分を棚上げ!

人は自分のことが一番見えていないもの。相手に毒を吐いても自分にもダメな部分があったら「あんたに言われたくないわよ!」と思われるだけ。単なる痛い人になってしまいます。

ならばあえて自虐ネタを振って、相手から逆ツッコミを誘いましょう!相手の人気低下を指摘したら、同時に自分の不遇時代もネタにするアノ毒舌芸人さんのように、同時に自分のダメな部分もさらけ出せば、笑いもとれ、好感度も上がります。

愛されチェンジ!⇒自虐ネタとセットで、好感度アップをねらえ!

嫌われ毒舌②：“知ったかドヤ顔毒舌”で痛いヒトになってる!

自分がよく知らないジャンルのネタで毒舌を吐くのは超危険!上から目線で勘違いな指摘をしたら、何言っちゃってるの?とあなたのほうがツッコまれますよ。

人気の毒舌芸人さんは、一見なんにでも突っかかっているように見えますが、じつは自分の得意分野を心得ています。勉強家で人生経験豊富な方が多いんです。

愛される毒舌には、この人に言われるんじゃしかたない、という説得力が重要ですよ。

愛されチェンジ!⇒毒舌を吐くなら自分の得意分野で!

嫌われ毒舌③：相手を落とすだけでは×!

相手を落とす毒舌ばかりでは、単なる悪口。人の悪口を聞くのは、痛快な部分も確かにありますが、聞いている方は疲れますし、何よりあなたの人間性が疑われてしまいます。

毒舌芸人さんも、人気のある人の発言からは、相手への深いリスペクトや好意が感じられませんか。きちんとしたフォローがあるからこそ、スパイスとしての毒舌が引き立つのです。

愛されチェンジ!⇒毒舌はフォローとセットで!

嫌われ毒舌④：周囲が凍り付く「NGワード」に触れてない?

人には、ここだけは触れられたくない!という「NGワード」があるもの。

特に相手が女性だと、年齢ネタ、体型ネタなどどこに地雷が埋まっているかわかりません。

もしNGがらみの毒舌を吐けば、相手を怒らせ、周囲を凍り付かせ、楽しい雰囲気は台無しに。あなたは二度と誘ってもらえなくなるでしょう。

実は毒舌芸人さんも事前の打ち合わせで相手のNGを確認しているものです。現実の人間関係では事前打ち合わせ不可ですから、初対面からの毒吐きは控えめにするのが無難かも。

愛されチェンジ!⇒初対面での毒舌は慎重に!

「毒舌」は、その人の人間性をベースとする、総合的で高度なトークスキルです。

相手の気持ち、周囲の気持ち、場の雰囲気を把握した上で、「愛され毒舌」の4つのパターンを確認してみて下さいね。