贈り物をされたときの上手なリアクションの取り方とは？

①感嘆詞を大いに活用

以下の2つを実際に声に出してみてください。 「うれしい!ありがとう!」「わぁ!うれしい!ありがとう!」わぁという言葉があるかないか、たったこれだけの違いなのに、声に出すと感動の度合いがまったく違って聞こえませんか?

このように、お礼を言うときに感嘆詞を加えてみると一層嬉しい気持ちが伝わります。「わぁ!」「おお!」「すごい!」などシンプルな言葉で十分です。メールでお礼を伝えるときも、感嘆詞を入れると好印象ですよ。

ただし、短い文章に感嘆詞を詰め込み過ぎるとうそ臭くなりますので、ほどほどにしましょう。

②ジェスチャーで喜びを表現

人間は、コミュニケーションを取るときに、言葉の内容そのものよりも相手の仕草や表情など、非言語の部分からも情報を受け取ります。

ですからお礼をいう時も、単に言葉で伝えるだけでなく、ジェスチャーも加えるとより効果的です。

とはいえ、普段ジェスチャーをしなれていない人にはちょっとした仕草も難しいかもしれません。鏡を見ながら練習してみると、自然なポージングが身につきますよ。

③「タメ」で強い喜びを演出

包みを開いて即座に「わー、ありがとう!」。お礼を言ってはいるものの、これでは、いただいたものの何に対してお礼を言っているかがわからず、ただ反射的に「ありがとー」と言っているだけに聞こえてしまいます。

深い感謝を伝えるには、「タメ」が肝心。どんなものかしっかり噛み締めてから、「ありがとう」を伝えると、感謝の気持ちがきちんと伝わります。

④フォローアップで好印象

何かを頂いた時に、昔はお礼状をしたためたおのです。手紙を書く習慣が薄れてしまった今だからこそ、お礼のお手紙を送るのは相手にとても好印象を与えます。

改まって書こうとすると、時効の挨拶を入れなくては……などハードルが高いような気がしてしまいますが、ちょっとした絵葉書などでいいのです。住所を知らない相手の場合はメールなどでもかまいません。

とくに、相手が年配とか目上の方の場合や、いただきものをしてから時間が経ってしまったときほど、感想をそえてお手紙でフォローするのが大切です。

きちんと感謝の気持ちをしめしてくれる相手には、また贈り物をしたくなるもの。今まで以上に喜びの気持ちを伝えて、「この人に贈り物をしてよかった!」と思ってもらいましょう。