LINEグループで仲間ハズレにされた時の対処法!
既読スルーや強制退会など、なにかと問題になりやすいLINE。もしも友達同士のグループLINEで“はみご”になってしまった場合、どのようにすればいいのでしょうか?
LINEがコミュニケーションのあり方を変化させた
LINEが普及するより以前も、Eメールでのメーリングリストトラブルなどは存在しました。
特定の誰かはメールを入れない設定にする、BCCで見せたくない相手に内容がもれる……などです。
しかし、LINEがメールよりもトラブルになりやすいのは、どのような経緯でコミュニケーションにひずみが生じたかや、誰がはじかれたかなどの履歴がわかってしまうところにあります。
履歴を見ている側は「ああはされたくない」「次は我が身かも」となり、「もしかしたら自分も知らないところで“はみご”にされているかも?」と、不安な気持ちになりやすいのです。
LINEで“はみご”になった時の対処法は……
LINEで実際に“はみご”にされてしまったら?その明確な対策方法は、残念ですが、ありません。
前述のように、ツールは変化しても、「だれかをはみごにする」といういじめ自体は完全には防ぐことができないからです。
もしかしたら自分もはじかれているかも?という不安や疑心暗鬼への対処法は、「割り切る」ということしか対応しようがないのが現実です。
“はみご”になってしまう前に
ですが、仲間はずれにされる前に、ある程度の予防線を張ることは可能です。
まず、第一に「LINEに振り回されないようにする」のが大切です。
スマホにアラートが入るたびに反応するのではなく、時間を決めてチェックするようにすること。
グループのメンバーにもそれを認識してもらう。これだけで、いわゆる「既読無視」をしている疑惑からは免れます。
第二に、特定のグループライン以外にも世界を持つこと。
特定のコミュニティにしか友人関係を持たずにいると、もしもそこでの人間関係に問題が起きた時に行き場がなくなってしまいます。
別の世界を持っておくことは、それを防ぐ手立てになります。
ともすると大人同士でもトラブルになりやすいLINEでの“はみご”問題。昔からある「いじめ」「ハブ」などのトラブル同様、なかなかこれ!という対処法はないのが現実ですが、スマホに振り回されないようにすることが、トラブルにあわないようにするための第一歩と言えるかもしれません。
writing by TADACO