ヘアアイロン&コテ徹底分析!コテの太さや温度で変わる巻き髪
コテを使用する時に一番悩むのがコテの太さと温度ではないでしょうか?一般的なコテの太さは26ミリ、32ミリ、38ミリの3種類。少しの違いで、仕上りや印象は大きく変わります。今回はマネキンを使って、コテの大きさの違いでどれくらいの巻きに変化がでるのか?また髪質に合わせた最適な温度や秒数もお伝えします。どのコテがベストか?スタイルによって使うかを迷っている方は是非、参考にしてみてください。今回の巻き方はサイド2段、バックサイド3段で分けてリバースとフォワードを交互に巻いたオーソドックスなミックス巻スタイルで統一しています。
目次
トップからふんわりしたウェーブが出て、しっかりとした強めのカールが欲しい方に!
【巻き上がり】
最初に紹介するのは26ミリの細めのコテです。ショートスタイルからロングの長さまで幅広く使うことができます。
カールの仕上がり的には強めでしっかりとしたカールになります。
髪質がストレートでペタっとしがちな方や巻いてもすぐカールが取れてしまう方にもオススメです。
また髪の毛量やボリュームがある女性が26ミリを使うとボリュームが出すぎて頭が大きく見えてしまうデメリットがあるので注意してくださいね。全体に巻いてほぐすとこんな感じです。
【フロント】
【サイド】
【バック】
一番、万能でベーシック!ナチュラルテイストを求める方に。
【巻き上がり】
最もポピュラーで人気のあるコテが32ミリです。
直径が細すぎず太すぎないため、短い長さであれば、ゆる巻やワンカール、長さがあればしっかりめの強いカールも出せるので1本持っておけば何でもこなせます。
強めに巻いてもほぐすと自然なカールになるのでOLさんやナチュラルテイストを求める方にぴったりです。
全体に巻いてほぐすとこんな感じです。
【フロント】
【サイド】
【バック】
アンニュイなゆる巻きや無造作巻き髪など、作りすぎが好きじゃない方に。
【巻き上がり】
直径の太いコテなので肩上の長さの女性はワンカールくらいの巻きをイメージしてください。
また長い髪でもゆる巻に仕上がるため、巻き髪特有のハッキリとしたカール感はあまりでません。
アンニュイな雰囲気やコテで巻いてないようなさりげないテイストを求める方におすすめです。
巻きがすぐ取れてしまいストレートヘアに戻ってしまったり、ただのくせっ毛っぽくなってしまうこともあるので注意してください。
全体に巻いてほぐすとこんな感じです。
【フロント】
【サイド】
【バック】
アイロンの秒数で気をつけることは?
髪質や毛量など人それぞれなので、一概のオススメの秒数があるわけではありません。
基本的には巻いて5~10秒程度でカールが付く量の毛束を一度に取って巻いてください。
また10秒を過ぎると巻に変化はあまり見られずにダメージの原因にもつながるので注意してください。
【26ミリ 5秒後】
【26ミリ 10秒後】
【32ミリ 5秒後】
【32ミリ 10秒後】
【38ミリ 5秒後】
【38ミリ 10秒後】
アイロンの温度で気をつけることは?
温度設定はコテのメーカーや種類によっても性能は大きく変わってきます。
一般的な目安は軟毛160度、普通毛180度、硬毛200度で5~10秒でカールが付く温度がベストです。
理想の仕上がりやなりたい髪や髪質を考えてベストなコテを使ってください。
直径が数ミリ違うだけなのにスタイルが全く違ってくることがわかりましたでしょうか??
理想はその日の気分などに合わせて全種類のコテを持っておくことですが、自分の好きな大きさのコテを1本見つけて、テクニックをマスターするのもアリですよね。
練習さえすれば誰でも上手になれるので、巻き髪のヘアアレンジを楽しんでやってみてくださいね。
writing by 岡庭裕太