誰からも愛される人たらしの特徴や定義って?モテる女性との共通点とは
誰からも愛される人たらしの特徴や定義って?モテる女性との共通点とは

誰からも愛される人たらしの特徴や定義って?モテる女性との共通点とは

「あの人に頼まれると悪い気がしない」「目立つわけではないのに、いつも周りに人がいる」職場やプライベートで、そんな人たちを見かけませんか。人たらしと呼ぶべき彼、彼女たちが持っている魅力的な特徴……気になりますよね。それさえ分かれば、人にいい印象を与える事が出来るようになるかも?今回の記事では、仕事、友達、そして恋愛関係で大活躍する「人たらし」の能力について解説します。

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■人たらしって良い意味?悪い意味?

そもそも人たらしとは、どのような人のことを差すのでしょうか。

「女たらし」や「男たらし」など、“たらし”という言葉はあまり印象がよくありません。「あの人は女たらしだ」などと聞くと、女好きで軟派な男性のイメージを思い浮かべる方も多いでしょう。

では、「人たらし」はどうなのでしょうか……。実は、辞書に載っている「人たらし」の意味には本来いい意味ではなく、人をだます人間のことを差す、悪い意味の言葉でした。

しかし現代において「人たらし」を言われる人は、みんなの輪にすっと溶け込み、うまく世の中を渡っていく方法を知っている…そんな処世術を持っている人間を差すことが多いのではないでしょうか。

同じ「たらし」という言葉がつきますが、人たらしと女たらしでは、受ける印象がだいぶ変わりますよね。

最近では。ビジネス本などでも人たらしの能力を磨いて周囲から情報収集をするやり方、上司とうまく付き合って仕事を順調にこなす、取引先との交渉を有利に進める…などといった技が紹介されています。

また、人たらしと呼ばれる人たちは、相手との距離感を掴むことがとてもうまいという特徴があります。適切な距離感を保ち、相手の心を惹きつける会話ができるため、友達関係がうまくまわり、いつも輪の中心にいるのです。

もちろん、その能力は恋愛面においても遺憾なく発揮されます。相手の心を掌握する人たらし術を身につけている人は女子、男子問わず魅力的に思えますよね。

「人たらし」の特徴を自分のものにすることができれば、友人関係や仕事関係、そして恋愛関係においても、ぐっと手応えを感じられるようになるはずです。

では「人たらし」になるにはどうしたらいいのか。

■人たらしの特徴

続いて、人たらしの特徴についてみていきましょう。

周りにいる人や有名人で、評価が高い人の姿を思い浮かべてみてください。何かしらその人ならではの特徴があるのではないでしょうか。

人たらしが持つポイントを抑え、使える手をひとつでも多く作ることで、自分が目指す人たらしのかたちが見えてくるのではないでしょうか。

礼儀がちゃんとしている

礼儀正しく、特に相手を尊重できる人間は愛されます。親しくなると礼儀が疎かになりがちですが、親しくなったからこそ礼儀を正す必要があるのです。礼儀正しくない人間を、自分の友達に紹介したくないですよね。

礼儀をきちんとすることは、友人の輪を広げることにも関係してきます。

また、誰にでも平等に接することもポイントです。周囲とのボーダーがなくなることで、相手が自分の方へ飛び込んできやすくなります。

誰に紹介しても恥ずかしくない、垣根をつくらず誰とでも仲良くできる友人、仕事仲間、もしくは恋人といったように、人たらしは自分と付き合いがあることを、相手が自慢できるような気持ちにさせるのです。

ポジティブでコミュニケーション能力が高い

人たらしを目指すためには、相手にネガティブな部分は見せず、ポジティブで常に笑顔でいることが大切です。人は、ネガティブな人間にはあまり本音で接しようとは思いません。そのため、ポジティブでいることは、相手からの信頼を得るきっかけにもなるのです。

落ち込んでいるとき、ポジティブな人が近くにいると、引き上げられて気持ちが晴れていったという経験がある方も多いのではないでしょうか。

また、コミュニケーション能力が高いことも、人たらしの大きな特徴のひとつです。ポジティブな気持ちと、それをうまく相手に伝えるコミュニケーション能力が組み合わさることで「この人と一緒にいたい」と思われるようになります。

円滑なコミュニケーションを図るためにも、ポジティブな思考でいることを心がけましょう。

真面目で頑張り屋さん

努力なくして人たらしにはなりえません。誰からも好かれるようになるには、人の嫌がる仕事を率先して引き受けましょう。特に、会社で見かける人たらしに注目してみてください。彼らはこの努力を惜しまず実行しているはずです。

自分がすべきことやできることを一生懸命やり、さらに人が嫌がるような仕事にも挑戦してみる、それによって自分の価値を相手に知ってもらいましょう。

真面目に頑張っているその姿は、必ず誰かが見てくれています。ただし、その頑張りをアピールするようなことは避けましょう。あくまでも自然にこなすことが大切です。

上司や友達にもおねだり上手

男女関係なく、相手に頼んだりお願いしたりするのが上手いことも、人たらしならではの特徴です。人たらしは、相手が気持ちよく引き受けてくれるような言葉選びを自然とやっています。同じ頼みごとでも「あの人から頼まれると気分が良い」と思わせたり、真面目な人やなんだか憎めない人、思わずフォローしてあげたくなったりする人はいますよね。どのような言葉を選んだら相手が気持ちよく引き受けてくれるのか、研究してみましょう。

さらに、その人たちを見ていると、言葉選びだけではなく、普段の人間関係が大きく関わっているのがわかります。おねだり上手、お願い上手になるためには、相手との信頼関係を成り立たせておきましょう。

信頼関係という土台を築いたうえで、その人が気持ちよくなる頼み言葉を探しましょう。

聞き上手でほめ上手

人たらしと呼ばれる人たちから学びたい基本姿勢に、「受容」があります。相手の価値観を受容する力を伸ばし、聞き上手になりましょう。

相手の意見を否定したり話の途中で遮ったりせず、聞き役に徹する。言葉にすると簡単ですが、実行するとなるとなかなか難しいものです。聞き上手になるコツは「聞く」のではなく「聴く」ことだといいます。話をただ耳に入れるのではなく、要点を抑えた質問も出来るので、積極的に耳を傾けることで相手からの信頼を得ることができます。

また、相手の良いところを見つけて褒めていきましょう。ほめ上手になり、承認欲求を満たすのも人たらしのテクニックです。

聞き上手になることは信頼関係の向上に繋がり、さらには先に紹介した「おねだり上手」にも繋がるでしょう。

相手の情報を記憶していてマメな性格

相手からきた連絡は決して無視をせず、自分からもこまめに連絡を取る、というのも人たらしと呼ばれる人たちの魅力的なところです。誰しも反応がない人より、素早いレスポンスをくれる人とやり取りするほうが気持ち良いですよね。

さらに、人たらしは相手の情報をよく記憶しています。相手との会話を忘れずに覚えていて、ふとした時に再度その話題をふることで、「自分を見てくれている」と好意的な印象をもたせることができるのです。意識的に「記憶する」努力が必要と言えそうです。

■愛される人たらしになりたい!人たらし術のコツ

人たらしの特徴をみていきましたが、具体的にはどのようなことをすれば、人たらしの魅力を手に入れられるのでしょうか。

人たらしの能力を身につけることができれば、仕事やプライベートを今よりも更に充実させることができるでしょう。

そんな愛される人たらしになるための、人たらし術をご紹介します。

笑顔を絶やさない

いつもニコニコしている、親しみやすい人には自然と人が集まってきます。笑顔には、自分を受け入れてもらっていると思わせる効果があります。相手と気持ちよくコミュニケーションをとるためにも、自分から心を開いていき、笑顔で振る舞いましょう。

また、笑顔以外のリアクションをとることも大切です。表情を変えていくことで、相手と過ごしている時間を楽しく思っていることが伝えられます。自分の話を一生懸命聞いてくれている姿をみて、その人を嫌いになる人はいませんよね。

言葉だけではなく、表情を使ったコミュニケーションを心がけましょう。

ネガティブな言葉や行動はNG

ネガティブな言葉や行動は、暗い印象を与えてしまいます。それだけではなく、ネガティブな感情はどうしても引きずられやすくなります。自分だけではなく、相手にも不快な思いをさせてしまうのは避けたいところですよね。

さらに、誰かの悪口を言うと「自分も影では悪く言われているのでは」と、相手に不信感を与えてしまいます。悪口を言っていたという記憶は、良いことを話していた記憶よりも人の心に残りやすいです。せっかく魅力的な人たらしになるべく努力をしていたのに、悪口のせいで台無しになってしまったらもったいないですよね。

相手に好感を持ってもらい「一緒にいると居心地が良い」と思わせるためには、ネガティブな言動や行動を控えて、明るく振る舞うことが大切です。

また、相手の言葉を受けた後、否定から入らないことも人たらしになるポイントです。「そうだね」「わかる」といった、共感する姿勢を見せましょう。共感してもらうと相手は安心できるので、相手の心に寄り添ったコミュニケーションがとりやすくなります。

好かれようとせず、ありのままでいる

好かれようとして媚びを売るような言葉や行為は、自分ではうまく隠しているつもりでも自己主張の強さは周りには案外見抜かれているものです。バレバレのお世辞を言っている人は魅力的には見えませんし、見ていて恥ずかしいものです。人たらしになろうとして失敗する人には、この傾向が強くみられるので注意が必要です。

好かれようと無理をするのではなく、飾らず相手と接し、ありのまま姿を見せるようにしましょう。

人たらしと呼ばれる人たちは、周りから愛される言動や行為を、基本的に無意識でおこなっています。人たらし術の訓練を重ね、自然に振る舞えるよう自分自身の力にしていきましょう。

謙虚な心と感謝の心を忘れない

「やってくれて当然」「言わなくてもわかってくれるだろう」などという慢心した考えは捨て、常に謙虚な姿勢を保ち、感謝の気持ちをきちんと言葉にして伝えるようにしましょう。感謝の言葉を聞いて嫌な気持ちになる人はいません。お礼を欠かさず言葉にして伝えることで、相手から「一緒にいてよかった」と思ってもらえます。

逆に、感謝の気持ちを伝えることができないと、周りの人はどんどん離れていきます。率先して「ありがとう」と口にするよう心がけましょう。

感謝の気持ちを伝えることは、相手の承認欲求を満たすことにもつながります。特に恋愛面においてはとても重要なことです。

感謝の気持ちを伝えず、善意をそのまま受け入れるばかりでは、相手からの愛情はどんどん枯渇していきます。気がつけば愛情メーターがゼロになっていた……なんてことも。

そうならないためにも、どんなに小さなことでも「ありがとう」と嬉しく思った気持ちを伝えていきましょう。

■人たらしの裏にはこんな悩みも…

「周囲から愛される」「いつでも人の輪にいられる」といったように、人たらしになることができれば、さまざまなメリットを受けることができます。しかし、何事にもデメリットはつきもの。人たらしにはこんな苦労もついてくるのです……。人を惹きつけるからこそ生じる、人たらしの悩みをご紹介します。

広く浅い人間関係になりやすい

誰からも受けが良く、人懐っこいキャラクターである人たらしには、必然的に人が近寄ってきやすくなります。そして、人との距離感の保ち方が上手いため、すぐに仲良くなることができます。

しかし、長い付き合いになっていくと、周りに人が多くなってしまい、誰かにとっての一番という存在にはなりにくくなります。そのため、広く浅い人間関係になりやすいというデメリットがでてきてしまいます。

努力を知らないと思われがち

媚びた様子がなく、自然と明るい振る舞いでうまく人を誘導するところから、陰で努力していることは気付かれにくいという面があります。

いつもポジティブな気持ちで接し、明るい笑顔でいることを徹底した結果「いつも笑っていて、苦労なんてしてなさそう」などと言われてしまうことも……。

少し寂しい気もしますが、これも人たらしの宿命なのでしょう。

■魅力的な人たらしとモテる女性の共通点とは

人を惹きつける魅力をもった人たらしは、モテる女性との共通点が多々あります。

常に笑顔を絶やさず、相手の話に耳を傾け、その内容をきちんとよく覚えている。そして、何より感謝の気持ちを言葉で伝えることができる女性がモテないわけありませんよね。

人たらしとモテる女性の間にある、最も大きな共通点は「相手に居心地の良さを提供することができる」という点ではないでしょうか。

自分をもつだけではなく、相手への心遣いを言葉や態度で示せる人間には、相手も同じように好意をかえしてくれます。それこそが「人たらし」の仕組みであると言えましょう。

そして、モテる女性はその仕組みを熟知し、実践しているのです。

ここまで、人たらしの特徴と人たらしのなり方、そのメリットとデメリットをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

相手の価値観や気持ちを受け入れ「一緒にいて楽しい」「この人と過ごしていると癒されて落ち着く」と思われるよう、人たらし術を磨き、充実した生活を心掛けていきましょう。