むくみはダイエットの天敵!むくみ解消で、痩せやすい身体になりましょう!『むくみの原因・対策』をご紹介します。
人間の体の70%は水分で出来ていますが、通常以上に水分を体内に抱え込んでしまうとむくみとして現れます。
むくみとは、真皮層の下にある皮下組織に過剰に水分が溜まってしまうことで、医学的には「浮腫(ふしゅ)」といいます。
皮下組織には、毛細血管やリンパ管が張り巡らされています。このリンパ管の流れがスムーズに行かなくなると、余分な水分や老廃物が溜まりむくみとなります。
体が冷えていると、体内の血液がしっかり循環されず、老廃物の排出がスムーズに行われなくなります。
塩分の過剰摂取は、体内の塩分濃度を上昇させます。体は、バランスをとるために水分を溜め込もうとします。
月経開始1週間前～月経中は、女性ホルモンの一種である黄体ホルモンが多く分泌され、水分を溜め込むという性質があります。
塩分をなるべく控え、細胞内の水分量のバランスを調整するカリウムを多く含む食材（りんご、キウイ、バナナ、かぼちゃなど）を摂取する。
軽いストレッチ(屈伸運動)やウォーキングなどの有酸素運動で、無理なく簡単に足の筋肉を動かす。
半身浴でゆっくりお湯に浸かって、発汗を促しデトックスを行う。
顔を蒸しタオルで温め、その後保冷パックや冷やしたタオルで顔を冷やす。この時、タオルの上から手のひら全体を使い、顔を包みこみ気持ちよく感じられる強さで、やさしくプレスすることで更に血行が促進されます。
むくみを改善すると、身体のフィギュア（形）はすぐに変化があらわれます。マッサージするだけで身体が見違えるようにすっきりしますよ。
むくんだ状態をそのままにしていると、細胞へ栄養素が行き渡らなくなるだけでなく老廃物が排出されにくくなるため、むくみの症状が悪化し慢性化しやすくなるので注意しましょう。
また、寒くなってくると体が冷えて、むくみやすくなります。むくみが気になる日は、リラックスしてマッサージをしたり、軽いストレッチを行うなど、その日のうちにむくみを解消するよう心がけましょう。
writing by 高瀬聡子